うっかり連続投稿300日が途切れてしまった朝でも有効な、心の立て直し方。
さて、少しだけ想像してみてください。
あなたは300日の間、毎日欠かさずnoteの記事を投稿していました。先日「毎日投稿300日記念! ありがとうございます!」という記事を投稿し、フォロワーさんから「おめでとうございます!」とたくさんのお祝いの言葉をいただいたばかり。一年達成に向けて、決意を新たにしたところでした。
でも、その日はたまたま仕事も家事も立て込んでいて、気づけばもう21時。やっと時間が取れたので、急いで記事を書き始めます。半分くらい書いたところで、実家から電話が。母の長話に付き合っているうちに、時刻は22時を回っていました。
少しだけ疲れを感じ、執筆の前にほんの5分だけ目を閉じる……。
そう、たった5分だけ休むつもりだったんです。
でも、次に気づいたとき、耳に聞こえてきたのはピチチチ、という小鳥のさえずりでした。
慌ててスマホを見ると、表示されているのは朝の5時。
「ああ……!」
血の気が引いていくのが分かりました。呻きながら、頭をかきむしります。あんなに「これからも頑張ります」ってみんなに誓ったのに。
どうして、目を閉じる前にアラームをかけなかったんだろう?
母からの電話だって、「ごめん、今忙しいからまた明日ね」と早く切れば良かった。
そもそも、もっと早く記事を書き始めていれば……。
次から次へと後悔が押し寄せ、ただただ自分を責めました。
フォロワーさんになんて謝ったらいいんだろう。考えただけで胸が苦しい。説明しても、「言い訳だ」って思われるかもしれない。
もう、noteなんてやめてしまいたい……。
この記事はこんな人におすすめです
一度の失敗で「もう全部ダメだ」とひどく落ち込んでしまう方
つい自分にダメ出しをして、自己嫌悪に陥りがちな方
完璧にできない自分を許せず、挑戦するのが怖くなってしまう方
自分を責める思考のループから抜け出したい方
うっかりミスで、努力が水の泡に……
冒頭の文章は架空の失敗談ですが、あなたにも、似たような経験はありませんか?
仕事、人間関係、あるいは貯金やダイエット、禁煙といった「自分との闘い」。
他人が関わらない個人的な挑戦ほど、失敗した時に自分を責めてしまいがちです。
でも、ご存じの通り、自分を責めると最悪の気分になりますよね。自己嫌悪、絶望感、自分への苛立ち……。90日間続けてきたダイエットを、91日目に食べたドーナツ一つで「もういいや」と放り出してしまう。
noteでも、連続投稿が途切れたのをきっかけに、更新が止まってしまう人を、私は何人も見てきました。
なぜ、こうなってしまうのか。
それは、私たちが失敗について自分を責めると、「もうこんな辛い思いはしたくないから、挑戦すること自体をやめよう」と、無意識に結論づけてしまうからなんです。
それって、果たして有益でしょうか?
いいえ、まったく。
もちろん、大昔、ジャングルで暮らしていた頃なら、「敵に襲われて怖い思いをしたから、あの洞窟にはもう近づかない」というのは、生き延びるためにとても重要な戦略だったでしょう。
でも、幸いなことに、現代社会で私たちが経験する失敗のほとんどは、命に関わるものではありません。挑戦をやめてしまうこと、失敗を過度に恐れてしまうことには、デメリットしかないのです。
逆に、失敗しても挑戦を続ける人は、自分だけでなく、周りの人にも大きな勇気を与えます。あなたも、困難にもめげずに何度も立ち上がる人を見て、「すごいな、私も頑張ろう」と思ったことがあるはずです。
あなた自身が、そんな勇気の発信源になれたら、本当に素敵だと思いませんか?
だからこそ、失敗しても自分を責めずに次へ進む技術が、あなたと、あなたの周りの人のためにも、本当に大切なんです。
「失敗は当然」と捉え直す心の技術
そこで今日は、認知行動療法の考え方をもとに、「失敗は当然だった」という捉え方についてお話しします。
認知行動療法は、以前の記事でも詳しく解説しましたが、すごく簡単に言うと、私たちが世界や自分自身を見る時に使っている「心のレンズ(認知)」のクセに気づいて、より楽になれるように調整していくアプローチです。

さて、冒頭の出来事を、この認知行動療法で分解してみましょう。
イヤな気分になった時、その「出来事(事実)」と、その時に頭に浮かんだ「自動思考」、そして生まれた「気持ち」、その後の「行動」を分けて考えてみると、心のクセが見えやすくなります。
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