「書けない……」その不調、きっと天気のせい。
「なんだか、うまくいかない……」
「前は書けていたはずなのに、なにも言葉が出てこない」
「私のやる気が足りないんだ……」
そんな風に、自分を責めてしまう日はありませんか?
それはあなたの意志が弱いからとか、頑張りが足りないからとか、そういうことでは決してなくて。
ただ純粋に、「天気」や「季節」が、あなたの心と体に影響を与えているだけなのかもしれません。

気圧が急激に下がるとき、つまり雨が降る前や台風が近づいているときに、頭痛やめまい、気分の落ち込みを感じる……。
「気象病」という言葉も、ずいぶん知られるようになりましたね。
ここ数日の関東のように、ぐずついた天気が続くとしんどくなってくる感覚、あなたにも覚えがあるかもしれません。
天気予報サイトのtenki.jpでは、気圧の変化を予測する便利なコーナーもあります。
「見てどうするの? 何かできるの?」と思われるかもしれませんね。
特別なことじゃなくていいんです。
・耳をゆっくり引っ張ったり回したりしてマッサージする
・いつもより少し早くベッドに入る
・大事な予定や頭を使う作業は別日にずらしてみる
できることは、意外とあります。
「季節」が私たちに良いことも、悪いことも…?
そしてもう一つ、私たちの心に静かに影響を与えるのが「季節」の存在です。
特に、日照時間が短くなる秋から冬にかけて、わけもなく気分が落ち込んだり、何もやる気が起きなくなったりする……。
これは精神医学の世界で「季節性感情障害(SAD)」、通称「冬季うつ」と呼ばれる、季節の移ろいと共に現れたり消えたりする、うつ病の一種として知られています。
(参考:厚生労働省 季節性情動障害に対する補完療法について知っておくべき6つのこと)
原因はまだ完全には解明されていませんが、太陽の光を浴びる時間が減ることが、大きく関係していると言われています。
実際に治療法として、非常に強い光を放つ「ライトボックス」を浴びる光療法が有効であるという研究結果もあるくらいです。
初めて知った時、私は
「ライトボックス? オカルトかな……」
なんて思ってしまいましたが、海外のメンタルヘルスに関する情報ではごく一般的に紹介されており、しっかりとしたエビデンスも集まりつつあるようです。(でも治療中の姿を想像するとなんだかしっくりきません…)
他にも、
・花粉症などのアレルギー反応による身体的ストレスが、心の不調を引き起こすという研究
・気温が18度未満になると、抑うつ的な気分が増えるという研究
など、私たちの心と体が、天気や季節といった自然のサイクルから、いかに大きな影響を受けているかが明らかになりつつあるんです。
こんな風に、心と体は、切り離して考えることはできません。
体の不調が、そのまま心の重さにつながることは、ごく自然なことなのです。
自分を責めるのを、少しだけやめてみる
だから、
「思うようにいかない」
「元気が出ない」
と感じたとき、自分を責める言葉を、少しだけ空に向けてみませんか?
「天気や季節のせいかもしれないな」って。
私も、普段なら気にしないような投稿にいちいち心がざわついたり、自分よりうまくやっているように見える誰かと比べて、勝手に落ち込んだりすることがあります。
そういう日は決まって、空がどんよりと曇っていたり、急に冷え込んだり(暑かったり)しているものです。
だから、書けない日は、もうnoteは閉じて。
美味しいものを食べて、あたたかいお風呂に入って、早めに寝てしまう。
そうしましょう。
がんばれる時は、楽しくがんばる。
がんばれない時は、休むことをがんばる。
このシンプルな対策を、どうか忘れないでください。
元気が回復すれば、きっとまた楽しく書けますよ。
もちろん、不調があまりにも長く続き、日常生活に支障が出ていると感じるなら、医師に相談することも、とても大切な選択肢です。まずは内科で相談してみるのも良いでしょう。
どうか、不調な時は成果を出すことではなく、自分自身を休ませることを一番の目的にしてあげてくださいね。
今回の話に関連して、「季節と心の関係」について、より深く解説したメンバーシップマガジンの記事がいくつかあります。
もし、今日の話で「この考え方、もう少し知りたいかも」と感じるものがあれば、ぜひ覗いてみてください。
あなたの心に合ったヒントが、見つかるかもしれません。
「冬季うつ」のメカニズムと、具体的な対策を詳しく知りたい方はこちら。
冬の憂鬱に備えるための、具体的な知識が手に入ります。
→あなたを襲う、冬の影~知って備える「冬季うつ」~すぐに試せる、心と体を温める具体的な過ごし方を知りたい方はこちら。
寒さでこわばった心を、優しくほぐすヒントが見つかるはずです。
→寒波で心まで冷え込む……? 気分の落ち込みをやわらげるあたたかな過ごし方春先の不調や、アレルギーと心のつながりにピンときた方はこちら。
見過ごされがちな、アレルギーからくるメンタル不調について解説しています。
→春の憂鬱は花粉のせい? 見過ごせないアレルギーとメンタルの関係
まとめ
今回は、なんとなくの不調や「書けない」というスランプが、実は天気や季節のせいかもしれない、というお話をしました。
・気圧の変化は、私たちの心身に直接影響を与えます。
・日照時間や気温、アレルギーなども、気分の落ち込みに関係しています。
・だから、不調な時に自分を責める必要は全くありません。
・調子が悪い日は、休むことを最優先に。
あなたの不調はあなたのせいじゃないんです。
どうか自分に優しくして、ゆっくりお過ごしくださいね。
あなたの心が、少しでも安らぐ場所を見つけられますように。
▶シリーズマガジンはこちらです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
いいなと思ったら応援しよう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
「役に立った」「読んでよかったな」と思っていただけたら、無理がない範囲で応援いただけると嬉しいです。
いつも、皆様のあたたかいお気持ちで活動できています😊