【体験談】うつ病、転職100連敗。それでも折れないメンタル維持術
数年前、私はうつ病で休職し、そのまま退職しました。
そこから再就職を目指したのですが……結果から言うと、100回以上落ちました。
書類選考、面接、最終面接……あらゆる段階で、容赦なく「お祈り」されました。
それでも私は転職活動を続けて、正社員として働き始めることができました。
なぜか?
この記事は、過去の私と同じように、病気を抱えながら、あるいは困難な状況でも挑戦し、心が折れそうになっている方へ向けた、体験談ベースのエッセイです。
どうやってメンタルを維持したのか。
その技術について、私の経験を元に、役立てていただけるように書いています。
そして、ありがたいことに、Webライターという新たな挑戦を始められ、その等身大の記録を発信している素敵なクリエイター・Yuriさんから、この記事のご感想をいただきました。本当にありがたいです🙏
「レジリエンス」を大切にされているYuriさんが書いてくださったことは、私がこの記事でお伝えしたかったこと、そのもの。
この記事のご購入で迷われている方にも、やっぱりまた今度…という方にも、ぜひ読んでいただければ幸いです✨
地獄の始まり
新卒で入った会社で、ITインフラエンジニアとして5年。
昼夜問わない過酷な環境とパワハラが長年続き、うつ病を発症しました。
休職を経て、結局退職。
1年ほど療養し、なんとか動けるようになって、転職を目指すことにしました。
最初の頃は、妙な希望に満ちていました。
「きっと努力すれば何とかなる」と。
今振り返れば、当時はまだ診断がついていませんでしたが、双極性障害の軽躁状態(あまり根拠なく元気になってしまう状態)だったのだと思います。
転職エージェントを5社ほど契約し、とにかく片っ端から応募して。
もうITエンジニアは無理だと思っていたので、サービス業なども含め、本当に色々な職種に応募しました。
毎日毎日、スーツを着ては面接に出かけていく日々。
けれど、積み上がっていくのは不合格通知ばかり。
そして、反比例するように減っていく貯金。
「お金がなくなっていく」という現実的な焦りは、心を黒くむしばんでいきました……。
最も痛い不合格
特に印象的だった不合格があります。
環境系NPO団体の事務職でした。
「勉強して知識をつけながら働かないといけない」と聞き、私に合っていると思いましたし、社会的なやりがいも感じました。
面接に行ったら、丁寧に迎えていただけて。
そこにいる方たちも、優しくて控えめで、バリバリ残業しながら働くという感じでもない。自分の知識や能力を上げながら、やりがいを持って穏やかに働ける職場だと感じました。
面接での反応も良く、手ごたえもありました。
でも、数日経って、結果は、不合格……。
そこで働く幸せな自分を具体的にイメージしてしまっていたので、ものすごくガッカリして、数日間落ち込みました。
「どうしてだろう? 私が悪かったのかな」という自責の念がどうしても浮かんできます。
振り返ると、この時落ちたのは、健康診断書を求められた時に断ったからかもしれません。
それはたまにある話ですが、社会通念上どうなっているとしても、入社前にそのような個人情報を提出するのは公平ではないと思いました。
そして、そもそもお金がない中、時間を使い、確実に採用していただけるかどうかも分からない状況。不利な立場の求職者が、診断に1万円もの費用をかけるというのは、納得感がありません。
気になるならいったん採用してから、提出を求めればよいのでは?
だから断ったのですが、そこで本気度が薄いと見られたのかもしれません。
転職エージェントも「えっ…、そんなに入りたかったんですか?」と、落ち込んでいる私を見て不思議そうにしていました。
でも、こういう風に採用者と被採用者の間で権力に不均衡がある時、相手の言うことを100飲むのは、ちょっと違うのかなと、今は思います。
今はそう思えますが、当時はやっと見つけた希望だったので、心が折れそうでした。
それでもなぜ続けようと思ったのか。
「それでもがんばれば、いつか報われる」
そう思ったからです。
私は不登校、引きこもりなど、人生を通して挫折の経験が多い。
だけど、そのたびに何度も立ち上がってきました。
だから私にはできると、自分を信じていました。
めげない心をどう作ったか
では、具体的にどうやって心を維持したのか。
私が実践していた、いくつかの「技術」を紹介します。
ここから有料部分になります。私の個人的な経験を元にお役に立てていただけることを願い、赤裸々に、当時の苦しさも思い出しながら書きました。
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