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kogabun
面接の笑い話-心理的作戦
「私が購買部のマネージャーとしてチームを率いていたとき、実はちょっと“手ごわいタイプ”のシニアメンバーがいたんです。外見はとても社交的で協調性が高いように見えるのですが、実は裏で人を巧みに操るのが得意。きっと私の昇格を面白く思っていなかったはず。
“ダーク・エンパス”と専門用語で言うようですが、一見“いい人”な共感型の方で実は仕切り屋であり、操るのが得意な危険人物。
私も最初は振り回されて、なぜか彼女より年次が低いスタッフが、彼女のプロジェクトの会議の準備を全部してるなんてこともあり、私はその事態に気付けていなかったのです。
しかし、段々とスタッフから、1-1の面談で事実関係を知るようになりました。
そのうちに私までが巧みな彼女の話術にNoと言えなくなり、気づいたら、彼女の資料作りをしていたり…
いゃ〜このままではチームが崩れてしまう!
一瞬、声を上げて正面衝突しそうになったんです。しかし、私の心の声が、「いやいや、それは彼女の思いのツボ。新任マネージャーの私を引きおろす悪魔な誘い。」
そこで編み出したのが、私が勝手に名付けた『実況中継メソッド』です。
相手がまた理不尽な要求をしてきたら、心の中でこう実況します。
『あ、今、支配モードに入りました!』
『はい、マイワールド炸裂中〜!』
まるで実況アナウンサーになったつもりで観察するんです。
すると不思議なもので、気分が客観的になって冷静に対応できるようになる。おかげで“操られる側”から“観察する側”に切り替えることができました。
今ではその経験を通じて、難しいタイプの人とでも心理的距離をとりつつ関わるスキルを身につけられたと思います。
もちろん面接では実況はしませんのでご安心ください(笑)。
