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【人生#3】大きな幸せと小さな幸せのあいだで

①久しぶりに会った卒業生の一言

12月に久しぶりに卒業生と会いました。
「近況報告含め、ご飯をご一緒したいです」
そんな嬉しいメッセージから始まった時間でした。

この卒業生は中1の時に担任をした生徒で、今は20代半ば。とっても立派な青年に成長しています。

近況を聞き、こちらも今の仕事の話をしていた流れで、これまでもnoteで紹介してきた、私自身の今後の教員としてのキャリアの悩みに関する話になりました。

すなわち、

このまま今の道(学年主任専任で担任なし・授業減)の延長の道を進んで行くのか

それとも別の道(担任に戻る!授業もたくさん持つ!)を選ぶのか

です。
すると、彼はふと、こんなことを言いました。

先生は、たぶん“大きな幸せより、“小さな幸せ”を選ぶ人だと思います

少し驚きましたが、同時に「ああ、見抜かれているなぁ、すごいなぁ」と感じたのが正直な気持ちです。

②「大きな幸せ」と「小さな幸せ」

彼の言う“大きな幸せ”とは、昇進や肩書き、評価など、わかりやすい成功のことです。

一方で“小さな幸せ”とは、卒業生がふらっと会いに来てくれることや、「先生の授業、今でも覚えています」と言われるような出来事だそうです。

「僕もたぶん小さな幸せをとる人です」
そう言って笑っていた彼の表情がとても印象に残っています。

その言葉を聞きながら、これは教員という仕事に限った話ではないな、と思いました。

③私たちはつい“正しそうな選択”に引っ張られる

私たちは日々、
・もっと上を目指した方がいい
・評価される道を選ぶべき
・“もったいない”と思われない選択を
そんな声に囲まれて生きています。

気づくと、
「自分はどうしたいか」よりも、
「どう見られるか」で判断してしまうこともあります。

でも本当は、人生の選択に、正解はありません。あるのはただ、あとから振り返ったときに、自分が納得できるかどうか、こういうことだけなのかもしれませんね。

④小さな幸せは静かで目立たない

大きな幸せは、わかりやすいものです。
数字や肩書きになり、他人にも説明しやすい。

一方で、小さな幸せはとても静かです。
本人にしかわからないことも多く、ともすると、誰にも気づかれないこともあります。他人から見れば自己満足に映るかもしれません笑

それでも不思議なことに、人生を振り返ったとき、心に残っているのは、そうした静かな記憶なのかもしれません。

卒業生が会いに来てくれたあの日以降、彼の言葉は何度も私の頭に浮かんできます。

⑤その選択は誰の人生か

自分は、どんな幸せを大切にして生きたいのか。
今している選択は、誰かの期待に応えるためのものなのか、それとも、自分が引き受けたい人生なのか。

答えを急ぐ必要はないと思います。
ただ、時々立ち止まって、自分に問い返してみればいいのではないでしょうか。

この記事を読んでくださっているあなたが、もし今、「大きな幸せ」と「小さな幸せ」のあいだで迷っているなら、その迷いは、弱さではない と私は思います。

むしろ、自分の人生を、自分のものとして考え始めている証拠 なのではないでしょうか。

↑このように改めて捉えて、私自身、「あぁ、今の自分でいいんだなぁ!」と強く承認・肯定しているわけです笑

立派に成長した一人の大人として、一人の人間として大切なことを考えさせてくれた卒業生に心から感謝しています。

”小さな幸せ”、最高です笑

たぶんこれからも、まだまだ私は迷い続けると思います。でもその迷いごと、大切にしていきたいです。

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