良い社会に変える方法
先日、「ひきこもり先生」というNHKドラマを見ました。
主人公は、ひきこもり歴11年の非常勤男性教師です。
居場所のない不登校の女子中学生が自殺しようとするシーンで主人公が言った言葉が印象に残りました。
「生きよう、生きよう」
今でも泣けます。
女子中学生は、母親に拒否され、死にたいくらい苦しかったのです。
本音は、生きたいのです。
「優しさとは、寄り添うこと。
優しさとは、相手を理解しようとする心」

良い社会とは
私が考える良い社会とは、「誰もが生きやすい社会」です。
キーワードは、「多様性(Diversity)」です。
多様性の意味は、「いろいろな種類や傾向のものがあること。変化に富むこと」
地球上には、様々な人たちが暮らしています。
男性、女性、日本人、外国人、赤ちゃん、子ども、大人、高齢者、障碍者、LGBTなど・・・。
現代社会の問題点は、多様なもので構成されているのに、選択肢が限定されていることです。
選択肢が限定されるデメリットは、個人の生き方に制約が伴うことです。
高齢者を例に説明します。
人間は、加齢とともにできないこと、慢性疾患が増えていきます。
足腰の衰え、視力低下、難聴、心疾患、がん、脳卒中、認知症など、次第に病気及び障害との共生を考慮した生き方へシフトしていきます。
しかし、実際の社会はどうでしょうか。
大都市圏以外の郊外は、公共交通機関がなく、車が足変わりとなっています。
そのため、90代になっても自動車運転を継続している方もいらっしゃいます。
しかし、現在の自動車規格では、高齢者の自動車運転は難しく、交通事故が起こっている現実があります。
免許返納すれば、移動手段がなくなり、社会参加の機会が減少してしまいます。
社会参加の機会が減少すれば、歩行や人に会う機会が減少し、心身ともに衰えてしまいます。
良い社会に変える方法
1.SNS(ソーシャルネットワークサービス)
SNSのユーザー数は全世界で38億人を突破しました。
日本国内のユーザーが利用するSNSは、主に、Line(8,600万人)、note(6,300万人)、Youtube(6,200万人)、Twitter(4,500万人)、Instagram(3,300万人)、Facebook(2,600万人)です。
SNSを良い使い方をすれば社会を変えるツールになります。
その例として、2020年5月に米国で起こった黒人暴行死の動画撮影がありますね。
この動画は、Facebook(世界のユーザー数27.4億人)にアップされました。
先日、スマホで撮影したダルネラ・フレーザーさんをピューリッツァー賞特別賞に選出しました。
動画は黒人差別に抗議する幅広い運動の契機となりました。
その結果、世界中の多くの人々が行動し、米国内の連邦レベル、州レベル、基礎自治体の警察政策を変え、黒人差別の関連する記念物の撤去、名称の改名運動が起こりました。
2. 署名活動
“Change.org”というオンラインによる署名運動があります。
これは、様々なキャンペーンへのオンライン署名収集および届け出を業務とする企業、およびそのウェブサイトです。慈善活動や社会を変えるためのものが多く含まれます。
社会を変えた例として、「医療的ケア児支援法」成立があります。
2021年6月11日 参議院本会議で可決されました。
署名は、26,000筆を超え(私も署名しました)、関係国会議員へ提出したそうです。
署名キャンペーンを立ち上げたのは、当事者の保護者有志の皆さんです。
医療的ケア児支援法は、医療的ケア児を子育てする家族の負担を軽減し、医療的ケア児の健やかな成長を図るとともに、その家族の離職を防止する目的で作られました。
医療的ケア児は、全国に約2万人、過去10年間で2倍に増えました。
医療的ケア児は、痰の吸引や経管栄養が常時必要で、保護者が24時間ケアを担っており就業機会が失われているという現状があります。
また、医療的ケア児向けの施設不足しているため、支援拡充が必要です。
法律成立は、医療的ケア児と保護者にとって大きな一歩だと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

