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そして建物の先に続く風景へと

なんばの玄関口の建物から

今回の旅は、その先に続く風景へと進む。いつかどこか
の風景を思い出しながらも、またそこに新たな風景を
重ねるようにして。旅を振り返るほどに、街の風景は
つながりながら、記憶の中をもう一度旅するように。

南海なんば駅のガラスのアトリウムから降り注ぐ光を

振り返り、懐かしい旅先の光を重ね合わせながら

タイルのパッチワーク状のやわらかなグラデーションの

壁のデザインに込められた物語にも思いを寄せて

旅先のセイレーンも風景をつなぐきっかけとなり

思い返すほどに風景はゆるやかに重なって

光をにじませるタイルの先に広がるのは
現在のなんばを象徴する場所で
移ろう光の先の風景には、何度か訪れたことがある
なんばパークスに広がる、うねりながら連続する外壁は
楽しげに空の形を切り取って
そのグラデーションの中で人々が行き交う。色と曲線の記憶は

いつかの風景へ。ジョン・ジャーディーが手掛けた

建物は北九州の地でも訪れた。空は建物によって形を変え
差し込む光が空間にグラデーションを与え

その風景は博多ではさらに複雑に入り組んで

ジョン・ジャーディーが手掛けたキャナルシティには
様々な色と形と緑が重なりあう空間が広がっている
そして大阪のなんばパークスの豊かな緑は

E-DESIGNによって紡がれていく

なんばパークスは長い年月をかけて形作られて

今ではミナミの街に欠かせない場所となって

旅を続けながら街で出会う色を楽しみ

記憶の中の色とりどりの風景を重ね合わせて

また空や建物を見上げながら旅を続けていく
通り抜けた建物は、シャープな外観で
空との関係性を持ちながらそびえ立つ
2018年に建てられたなんばスカイオは

大林組の様々な技術が積み重ねられている

街中の旅では常に建物をたどるように

表層に広がる形を楽しんだり

内部に広がる空間を感じてみたり
時間があれば、のんびりと過ごしたいけど旅はまだ序盤で

いつかののんびりとした旅を懐かしんで

街に散りばめられた形をたどるのは楽しくて

それは、いつかの旅の風景にもつながっていく

新今宮駅の高架の向こうには、高さ300mを誇る超高層ビルも

建物を越え、風景をたどり、そしてまた建物へ向かう。
私の旅はその繰り返しで、目に留まる風景をつづり、
建物の外部から内部へと、そしてまた外部へ視線を
点から点へと移らせながら、旅を続けている。次の
目的地はこの新今宮駅の前にそびえ、大阪の環状線
の西回りの電車からもよく見える楽しげな建物へ。

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