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神戸の旅に過去の時間を重ねて

街を作る建物をたどりながら


神戸の旅に自らの時間を重ねていく。今そこに広がる
風景とそこからつながる風景と。かつての時間を重ね
ていけば、風景は広がりと奥行きを増していく。三宮駅
から始めた神戸の街をめぐる旅もそろそろ終わりへ。

本の森を後にして、緑の中のレンガの壁は
当時の記憶を伝える施設でもある
ガラスと石が組み合わされたモニュメントは
震災の記憶を刻み、後世に伝えるもの
神戸であった大きな震災は次の世代へと共有されて
モニュメントは楠田信吾氏によるもの。万博公園に氏の作品も

オブジェによって風景と風景をつなげながら

能登島ガラス美術館への過去の旅と、震災の影響を
受け大きく破損したガラスの作品に思いをはせる
東遊園地は整備されて新しい空間へと生まれ変わり
神戸の街を構成する気持ちのよい緑の空間へ
正面に市役所へと向かう緑に包まれた小道を通り
公園内に新たに建てられた建物を眺めつつ
棚に並べられた本によって人と場所はつながって
ゆるやかに湾曲した屋根は公園の緑に沿うように
URBAN PICNICという名で、7年の社会実験を経て建てられた
公園には緑と水の風景が広がって
なだらかに高低差がつけられて立体的に
水面に映る街並みを眺めつつ、様々な角度で公園を楽しんで
公園の緑の中をめぐりながら
高台から見下ろせば公園の構成もよくわかる
緑に包まれたこの公園は市民の憩いの場へと
神戸の街が作る風景とつながりを感じながら
湾曲した屋根を持つ建物はWEEKENDというカフェも
曲面を描く建物は公園との柔らかな関係を作る

ここはPark-PFI(公募設置管理制度)による公園で

見取り図で公園の全体像も確認を

ここは7年もの間、社会実験が重ねられて作られた場所

そこでは様々なことが行われて公園へとつながって

新しくできた公園は街の風景を作っていく

そして神戸の街を後にして、地下街を通って帰路へつく


神戸の旅の始めに立ち寄った東遊園地。かつては西洋
スポーツの発信地でもあったという場所も、2023年に
再整備工事が完了し、にぎわい拠点施設もオープンに。
リニューアル前、イベント以外ではあまり利用されて
いない状況に対し、2015年から2021年までの7年間
で行われた社会実験のURBAN PICNIC。時間は積み
重ねられ、そこでのアイデアが風景に形を与えていく。

神戸の旅に自らの時間を重ねて旅の風景は、いつかの
旅の風景にもつながって。それは過去から未来への時
の流れの中でのほんのひとときのこと。過去のことは
変えられないが、この先の未来は変えられるはず。旅
に自らの時間を重ねつつ、次なる旅へと進んでいこう。

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