見出し画像

そぞろ歩きのための空間再編

 近くで区民祭りのような催しがあり、区の施設の周囲の道路が歩行者天国になっていました。少し模擬店の密度が多すぎる感じでしたが、道路を広く人が歩ける空間に再編するということの重要性を改めて感じました。
 都市部における「賑わい」つくり、活性化を目標とする政策分野においても、「ウォーカブルなまち」(言語としての座り心地は最悪ですが)という方向性が打ち出されており、都市部の「にぎわい」のコンセプトは、「そぞろ歩き」なのではないかと思っています。

 目下、江戸川区内を極力、散策するようにしています。
 歩きやすい緑道や親水公園が整備されされている一方で、そこには屯(たむろ)できるお店などがありません。また、住宅街の中の道も、車が結構なスピードで走っていて怖い面もあります。
 とはいえ、そのような道を「歩く間(あわい)」に変えていって、その間(あわい)を挟んで、使われていない民家を「集えるところ」に再編していければ、賑わいのある弱者にやさしい都市空間になっていくのではないかと思っています。

 江戸川区の道路では、碁盤目状というよりも斜めに交わったり、緩やかにカーブしたりしている所も多いです。こういった道を歩行者がゆったり歩け、駄菓子屋風のお店や屋台、座り込める空間を要所要所に配置できれば、人の香り、人の暮らしのある「間(あわい)」になるのでしょう。

 政策的な道具立ては、そろっているようにも思えるのですが、どうなのでしょう。そうであるとすれば、町に住まう人々のやる気とリーダーシップがあれば、物事が進んでいくのかもしれません。