33年に一度の秘仏レアな千手観音坐像「浄福寺」次回2031年or2057年?聖観音知りません?【甲賀シリーズ】
三十三年に一度しか見仏できない千手観音坐像@重文を持つ寺。2024年は諸事情により中止になり、2025年4月5日と4月6日に御開帳があった。1日目は1時間の待ち時間だったとか・・・1日目は法要などで待ち時間が発生するんですよね。私たちは2日目に行きました。前日の行列を意識してか、9:00開始前に始まっていましたね。
滋賀県甲賀市の浄福寺
— みほとけ (@mihotoke_chan) April 5, 2025
秘仏 十一面千手観音菩薩坐像
33年に一度のご開帳
拝観してきました
200m近い行列で1時間ほど並びましたが、仏像好きの人の熱が集まった良い空気でした。
間近に拝むと前に出るような鎌倉時代らしい、パーンと張り出るようなお顔とお体。良い笑顔。慈悲〜
ご開帳は明日まで pic.twitter.com/UOvfkCV9RK
変更履歴
2025/04/22:初版
▼HP▼アクセス▼祭神・本尊と脇時
公式HP:金光山浄福寺(峯之堂)
アクセス:〒520-3322 滋賀県甲賀市甲南町深川1631
本尊
千手観音だが坐像なのが珍しい
寄木造りで、頭部、体部とも左右2材からなり像高は102.3cmで鎌倉時代初期の作
三十三年に一度の本開帳と中開帳の見仏可能
駐車場はありますね。駅の北側にもできたみたいです。私たちはグラウンドの駐車場を利用しました。
▼見どころ
→由緒
788年、天台宗開祖の伝教大師・最澄が比叡山延暦寺根本中堂の用材を求めて甲賀の来た。その時紫雲たなびき金色に光る山があり、霊地として開かれた寺が現在の浄福寺
その地を掘って得た用材で本尊を刻まれたとの伝承がある
甲賀西国観音霊場第16番札所
→境内へ













→本堂











重要文化財の本尊・千手観音坐像は後述するとして、脇侍は毘沙門天立像と不動明王立像で天台宗なんだろうという構成。



→秘仏公開「千手観音坐像@重文」
浄福寺のご本尊は、国指定重要文化財で坐像の寄木造りで、頭部、体部とも左右2材からなり像高は102.3cmで鎌倉時代初期の作であり全身に漆箔が施されています。三十三年に一度の本開帳や中開帳のときにしか尊像を 拝見できない秘仏、十一面千手観音坐像(国重文)があります。この十一面千手観音の坐像はあまり作例なく、国重文では二例にとどまります。
スケジュールは公式HP「金光山浄福寺(峯之堂) - 本尊開帳」です。

788年に天台宗開祖の伝教大師(最澄)が延暦寺根本中堂を建てるため、用材を求めて深川の地に来られた時、金色に光る山があり、霊地として開かれた寺が金光山浄福寺です。 ご本尊は33年に一度の本開帳や中開帳の時にしか拝見できない秘仏で、高さ102.3cmの寄木造り鎌倉時代初期の作で全身に漆箔が施されている十一面千手観音坐像です。
十一面千手観音像はいろいろな呼び名がありますが、国指定文化財(国宝・重要文化財)では、多くは立像で座像としては全国で数少なく滋賀県では唯一の観音座像です。
本堂内撮影NGとの認識だった。ただ、数人が写真を撮っていたので、寺の人かお世話係に聞いたところ、結構な人が撮っているのでOKですとのこと。ということで数枚頂いた。








内陣と外陣の上に懸仏。



→本堂の右
指が長い地蔵菩薩立像と十一面観音立像が安置されていた。


不思議だったのは2体の仏像の間に大きめの光背があったこと。寺の関係者に聞いたところ聖観音が安置されていたが盗まれたようだ・・・。

→本堂の左


さて、この一番左の仏像が謎だった。寺の人に聞くと調べてみると寺の宝物リストを持ってきてくれた。そこには載っていないようだ。私は後述する神社から庚申さんこと「青剛金剛」なんじゃないかなと思った。パッと見は愛染明王だと思ったが、愛染明王で立像はないと思っているので違うだろうなと。妻は帰宅して「大元帥明王立像」説を唱えたが、さすがに天皇家が造るのを許さなかった認識なので無いかと思う。確かに、奈良・秋篠寺には安置されていると会話した。その後、自分のNOTEで読み直すと他にもあるようだ。代表格は数年前に公開された醍醐寺の塔頭などですね。ただ、そこも皇族所縁の寺なので、この寺は「大元帥明王立像」ではないかと思う。
大元帥明王立像
さて、結論です。愛染明王で良いかと思います。ネットで調べたら愛染明王も立像があるようですね。寺の宝物リストについて写真を1枚撮らせていただいたので良く読むと立像となっている!!






白衣観音も安置されていた。たぶん三十三観音なのだろう程度で思っていたので、AIに聞いてみた。
白衣観音の特徴
白い衣: その名の通り、白衣を身につけているのが最も大きな特徴です。この白は、清浄、純粋、慈悲の色を表すとされます。
姿: 立像、坐像など様々な姿で描かれますが、静かで穏やかな表情をしていることが多いです。
持ち物: 水瓶(すいびょう)や蓮華(れんげ)などを持つ姿も見られます。水瓶は人々の渇きを癒す智慧の水を、蓮華は泥の中でも清らかに咲くことから清浄な心を象徴するとされます。
白衣観音の信仰
白衣観音は、特に日本や中国で広く信仰されています。三十三観音の一つに数えられることもあります。
功徳: 災難除去、安産、子授け、病気平癒など、様々な現世利益をもたらすと信じられています。
→大師堂
慈恵大師・良源を本尊とする
良源は、比叡山横川で修行して延暦寺の堂舎の再興や教学振興などに尽力した
その業績から朝廷より、慈恵大師の称号を与えられる
正月3日に没したことから「元三大師」とも呼ばれる



→境内社




ということで各社の説明は次の通りですね。地理的に日吉大社(私のNOTE)の影響が強いことが分かりますね。そして、ズバリ日吉大社は奈良・大神神社(私のNOTE)との関係もあること、神使いが猿というのも説明されている。
ということで、本堂の謎の仏像は「青面金剛(しょうめんこんごう)」としたが、サルタヒコがいないか・・違うのか・・・。でも日吉=猿=サルタヒコの漢字に「猿」があるので合っているかも??というのが参拝時の感想ですが、前述の通り愛染さんでしたね。



→稲荷社
さて帰るか?結構高いところにあるのに気づき、この寺のはじめに目にした石標を思い出した。「稲荷神社」とあったので探しにいく。

寺を離れ少し周辺をブラリした。で歩くとあっ稲荷社が、”やっぱり”ある!!


祭神は「末鷹大明神」「国光大明神」とある。確かに2柱共に稲荷神社に祀るところもあるようだが、稲荷じゃないのかな。本NOTEを執筆しながら調べたところお稲荷さんで良いようだ。
国光大明神.
同月に参拝する大阪・腰神神社の祭神だ・・
「金胎寺山」より派生する山腹に座す巨石を御神体とする社の祭神
大阪でも稲荷さんとされる
末鷹大明神
ここ以外でも稲荷とするところが多い

地元に愛され守り続けられる神社であることが良くわかる。奉納の人数が凄いし、白石を敷いているし、近所の大型犬が吠えまくりでリアル狛犬いるしww
▼メディア情報
滋賀県甲賀市の浄福寺
— みほとけ (@mihotoke_chan) April 5, 2025
秘仏 十一面千手観音菩薩坐像
33年に一度のご開帳
拝観してきました
200m近い行列で1時間ほど並びましたが、仏像好きの人の熱が集まった良い空気でした。
間近に拝むと前に出るような鎌倉時代らしい、パーンと張り出るようなお顔とお体。良い笑顔。慈悲〜
ご開帳は明日まで pic.twitter.com/UOvfkCV9RK
滋賀県甲賀市「浄福寺」2025.4/5.6 に33年に1回公開される秘仏十一面千手観世菩薩像を参拝へ🙏素晴らしい仏様でした😀
— 田中ひろみ/仏像イラストレーター (@usagitv) April 6, 2025
着物で行ったので目立ったのか、何人かの方に「田中様ですか?」「本物ですか?」と声をかけていただきびっくりしました🫢 pic.twitter.com/RkAiByduLJ
これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。
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