叶わなかった最後の約束🌱伝えられなかった想い
こんばんは、ひかりです🌙
今日は、ずっと心の奥に押し込めていた
過去のできごとの蓋を開けて
一つだけ取り出してみようと思います。
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波瀾万丈の原点はこちらです⬇️
あれは、10年ほど前の平日の午後。
◯◯警察です。
今ニュース、ご覧になっていますか?
もし見られる状況だったら
テレビをつけてもらえますか?
聞き覚えのない警察署からの電話。
全く何の話だか分からずに、
言われるがままテレビをつけた。
道路両車線に渡る大きな事故の映像。
事故に巻き込まれた車や
救急車やパトカー、
現場の慌ただしい様子が映っていた。
重症者2名。
頭の中では、
一瞬でいくつもの可能性が駆け巡った。
誰かそこで事故を起こしたってこと?
誰かと間違っているのかも。
そう思い込もうとした矢先、
◼️◼️さんのご親族でお間違いないですか?
現場に残されていたバッグの中の
身分証と携帯を見て、苗字が同じだったこと、
直近の通話履歴があったことから、
連絡をくれたという。
まだ、現場では
誰がどんな状況かは分かっていない。
搬送先が決まり次第、連絡するので、
すぐ出られるようにしてほしいとのこと。
ゆったりとしていた午後、
急に映画の世界に
引きずり込まれたような感覚でした。
胸騒ぎと、不安が止まらない。
電話が来るまで、何もできず、
ただニュースを見漁るしかないのが
もどかしかった。
車に乗っていたのか、歩行者だったのか、
どれくらいの人がいて、
身内はどんな被害だったのか。
どこのチャンネルを見ても
ほとんど同じような内容。
ようやく重症者の性別と年齢が、発表された。
よかった
該当してない。
他の被害者の方には申し訳ないと思いつつ、
ほっと胸をなでおろした。
心配と不安で食べられていなかった
お昼ご飯を、ようやく口にできた。
それでも安心していたはずなのに、
その時食べた冷やし中華は、味がしなかった。
そうしているうちに、
重症者の一人が、重体に変わった。
誰だか分からないけど、
生きててほしいと思った。
頑張って、生きて。
祈るような気持ちでテレビを見ていると、
警察から電話があった。
◼️◼️さん、心肺停止で××病院に
搬送されたとのことです。
すぐに向かえますか?
気が遠くなった。
こんな状況なのに、
感情が追いつかず、涙も出ない。
取り乱し方すら分からない。
安心材料にしていたはずの
報道されていた被害者の年齢は、
実際とは違っていました。
急いで病院に向かったものの、
すぐに対面できず。
何時間にも及ぶ大手術。
ようやく会えたのは夜中でした。
全身が腫れ上がり、
顔は原型をとどめていなかった。
痛々しくて、直視できない。
でも、顔を見て声をかけたい。
それなのに、
どうしてもしっかり顔を
見ることができませんでした。
はじめてそこで
涙が止まらなくなった。
それは、こうなってしまったことではなく、
してあげたいことが、できなかったことに。
声をかけたいのに、
声も喉に詰まって出ない。
手を握って
ボロボロ涙を溢すことしかできなかった。
言葉の代わりに、
その手に想いをたくさん込めて。
今でも、あの時の声にならなかった想いは、
伝わっていたと信じています。
2週間後、一度も目を覚ますことなく
旅立ってしまいました。
数日前に
「またご飯行こうね」
そう約束したばっかりだったのに。
お世話になっていた気持ちも
ちゃんと伝えられていなかったのに。
身内は歩道を
ただ歩いていただけでした。
いつでも会えると思っていた「また」や
当たり前だと思っていた日常は、
こうして突然
消えて無くなってしまうことがある。
「いつか」や「また」ではなく、今。
後悔しないように、
「今」を大切にしていきたい。
今日という一日が、
大切な人とのかけがえのない時間に
なりますように。

あとがき
この記事を書こうと思ったきっかけは、
数か月前にyuriさんが書かれた、
煽り運転被害の記事でした。
あの記事を読んだことで、
ずっと心の奥にしまい込んでいた
この出来事と向き合い、
ようやく言葉にすることができました。
きっかけを、ありがとうございました!
煽り運転の体験と、
その後どのように対応されたのかが
書かれています。
よかったら、読んでみてくださいね。
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パワハラ被害に遭われた方たちへの記事は
こちらです⬇️
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