【キーボード沼】打鍵音が耳障り…?銀軸を「1000円のゴム輪」で劇的に変える、2個重ね静音化ハック
小学生の頃、シャープペンシルに異常に凝った時期がありました。
「こっちの方が書きやすい」「重心が…」と理由をつけては物色し、使いやすくなる未来を夢見ていました。
ガジェット、特に手に触れる「キーボード」にも、それと全く同じ匂いを感じます。
カメラ好きの方が陥る「レンズ沼」ならぬ、**「キーボード沼」**です。
私の原点は、大学時代のアルバイトでした。銀行系のシンクタンクでひたすらデータ入力をしていた当時の主流は「PC-98シリーズ」。
あの頃のキーボードの、メカニカルスイッチ(ALPS製やNEC製だそうです)による「軽く、底打ちがはっきり指に伝わる感触」が、今でも私の体に染み付いています。
ノートPCの浅いパンタグラフも嫌いではありませんが、クリック感の強いキーはどうしてもタイピングの邪魔に感じてしまい、行き着いたのはやはり「メカニカルキーボード」でした。
emacs使いの宿命。「左Ctrl」の絶対条件
キーボード選びにおいて、私にはどうしても譲れない条件がありました。
それは**「左手小指の左のキーは、絶対に『Ctrl』でなくてはならない」**ということです。
新入社員の時に初めて設計で触れたのがUNIXマシンで、私は基本「emacs」使いでした。
Windows環境になってもemacsクローンのエディターを使っていたため、このキー配置は絶対です。
OSのレジストリ設定で変えることもできますが、会社や自宅で複数台のPCを日常的に切り替えて使う以上、**「最初からその配列になっているキーボード」**を買うのが一番の正解なのです。
この条件を見事にクリアしてくれたのが、DIPSWでキー設定が変更できる**「ProgresTouch RETRO TKL」**でした。右Shiftやカーソルキーの配置も私好みで、キーマップはほぼ完璧です。
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しかし、ここからが「沼」の始まりでした。
会社で使うために「静音赤軸」を選んだのですが、キーを押し切った時の、静音材特有のあの「柔らかい感触」がどうしても指に合いませんでした。
コーヒー事件と、銀軸による「音の暴力」
違和感を抱えながらも使い続けていたある日、コロナ禍に突入し、完全リモートワークになりました。
自宅で集中して作業をしていた時、やってしまったのです。
キーボードにコーヒーをこぼしました。
慌ててキートップを外して水洗いし、なんとか復旧させたものの、これを機に「もう一回り軽くてコンパクトなものが欲しい!」という欲求が爆発。
テンキー無しの**「ProgresTouch RETRO TINY(銀軸)」**へと買い替えました。
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自宅での作業は邪魔が入りません。
プログラミングで一日中キーを叩き続ける日々が続きました。
すると2、3日経った頃、ふと違和感を覚えたのです。
夕方になると、やけに耳が痛い。
原因はすぐに分かりました。
自分自身がキー(銀軸)を叩く音が、静かな部屋の中で異常に耳障りになっていたのです。
1000円で解決!「静音リング2個重ね」の神ハック
この「音の暴力」をどうにかすべく、血眼でネットを探して見つけたのが**「静音リング(Cherry MX軸対応)」**というアイテムでした。
小さな輪ゴムのようなものをキートップの裏にはめることで、打鍵音を抑えるというものです。
Amazonで100個入りが1000円以下で売られていたので、早速試してみました。
……が、1個はめただけでは、正直「効きがいまいち」でした。
そこで私は思いつきました。
「だったら、1つのキーにリングを2個重ねてはめればいいのでは?」
100個入りなので、すべてのキーに2個ずつはめるには少しだけ数が足りません。
そこで、CAPSやDELといった使用頻度の低いキーは1個で我慢し、メインのキーに2個ずつ重ねて装着してみました。
結果は……大成功です!
リング自体が硬いゴムのような素材なので、2個重ねることで絶妙なクッション性が生まれ、不快な音が劇的に抑えられました。
さらに、メカニカルキーボード特有の「キーストロークの深さ」までちょうど良く解消されるという、嬉しい副産物までついてきたのです。
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たった1000円ほどの投資で、私の「ProgresTouch RETRO TINY(銀軸)」は、静かで打ちやすい最高の相棒へと進化しました。
沼の底は、まだ見えない。
これでようやく、私のキーボード探しの旅も終わった……と思いきや、実はそうでもない気がしています。
昔、職場でこだわりの強い人が使っていた**「静電容量無接点方式(HHKB)」**の存在が、今になって無性に気になり始めているのです。
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次にコーヒーをこぼした時、あるいは何かの拍子に、また新しい沼へ足を踏み入れてしまうのかもしれません。
👇 もちろんお気に入りキーボードで統一!
・【キーボード切替編】元エンジニアが辿り着いたキーボード統合の極致
👇 マウスももちろんこだわります!
・【マウス沼】PC2台をマウス1つで!執念の切り替えハック
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■ 筆者について
元エンジニアの視点で、人生の投資対効果を最大化するためのハック術を発信しています。
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