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【消費税減税のメリットは「目詰まり」しないか?】

少し前から「目詰まり」という言葉を耳にするようになった。
パイプなら洗剤で汚れを落とせば、すぐに流れはスムーズになる。

コメ不足やナフサ不足の時がそうだった。
世の中では「物がない」と言われたが、実際にはどこかに存在していた。結果“溜め込んでいた”業者もあった。そのため流通の途中で「目詰まり」し、必要な場所まで届かなかったわけだ。

政府やメディアがいくら「十分にあります!」と言っても、自分の目の前になければ「ない」が正解である。誰かが意図的に止めたのか、市場心理なのか、価格を見極めようとしたのか…。利益を出した者も多い。


👤私は、この「目詰まり」が消費税減税でも起こるのではないかと危惧している。

消費税が下がれば、理屈の上では国民の負担は軽くなる。家計にはその分のお金が残り、消費も活発になる。机上のシナリオは実にシンプルだ。

問題は、その恩恵が本当に消費者まで届くのか?ということ。

今、日本のメーカーは原材料価格の高騰に苦しんでいる。
物流会社は燃料費と人件費に追われ、小売業は深刻な人手不足で賃金を上げ続けている。そして、その間を支える卸売業者もまた、利益を削りながら物流を維持している。

もし消費税が引き下げられたとき、「減税分を価格に反映させる」よりも、「これまで吸収できなかったコストを埋め合わせたい」と考える企業があっても不思議ではない。私でも迷う、「少しくらい恩恵があってもいい…」と。

それは責められることではない。
何年も続くコスト高で、多くの企業は体力を消耗し、疲弊しているからだ。

だからこそ、減税のメリットが流通の途中で少しずつ吸収され、最終的に消費者が感じる恩恵は思ったほど大きくならない可能性がある。

まさに「目詰まり」である。


もちろん、企業が利益を確保し、従業員の賃金を上げ、設備投資に回すことは、日本経済全体を考えれば決して悪いことではない。

それでも、政治が「減税すれば家計がこれだけ楽になります」と期待だけを膨らませるなら、きっと理想と現実の間にギャップが生まれる。

流通とは、水道の配管のようなものだ。蛇口をひねっても、途中で詰まっていれば水は勢いよく流れない。田んぼに水を流しても、途中で抜かれたら水は末端まで回らない、「我田引水」は上流から静かに行われる。

消費税減税も同じである。制度を変えることだけが目的ではない。そのメリットが途中で滞ることなく、最後の一滴まで消費者へ届く仕組みをどう作るのか。その設計まで考えて初めて、本当の経済政策と言えるのではないだろうか。

👥「思ったほど安くなってないじゃないの!」

👤『ほら見たことか!だから反対だったんだ』

👥「総理大臣変えろ!」

な〜んてことになりませんように🙏🏻

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