『吸血鬼ドラキュラ』の背景
今さらながら『100分de名著』の『ドラキュラ』回を見ていたのだが、作者のブラム・ストーカーも、その先輩にあたるレ・ファニュ(『吸血鬼カーミラ』の作者)も、アングロ・アイリッシュと呼ばれる、イギリスからアイルランドへ支配者として移住した人々の子孫だったらしい。これは知らなかった。1800年にイギリスはアイルランドを併合するが、これによってアングロ・アイリッシュの人々は中途半端な立場に置かれることになってしまい、そのアイデンティティの揺らぎが当時の吸血鬼小説にも反映されているようである。
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