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好きなことを仕事にした結果。理想と現実から学んだ転職先の選び方

好きな事を仕事にして生きていけたらいいな…

そんな理想を描いて就職した私は、気が付くと会社員→副業→起業→フリーランスと働き方を一周してしまいました。

こんな私は好きな事だけを仕事として続けていけたのか…
働き方を一周して何を感じ、学んだのか…

実体験と、その後について書いていきます。


好きを仕事にした時代


私はアパレル業界に就職し、好きなことを仕事にできた時は、期待でいっぱいでした。

学生時代から学んだ事が発揮できると想像を膨らませ、知識や実績を身に付ける為、働いて働いて働きまくり、様々な業務を経験し、企画職に就いた。

私は氷河期世代で、当時は正社員戦国時代。

採用されてもバイトや派遣社員からスタートで、会社での実績と信頼関係をつくり、試験を受けて、ようやく正社員になれる会社もありました。

私の勤めていた会社も同じシステムで、正社員試験に合格したときは達成感があり、ちょっとイイご飯を食べに行く程めでたかった!

ですが、実際の業務は、ディレクション資料やデザイン案などの納期に追われる毎日。

定時で仕事が終わることはほぼ無く、オーバーワークは日常茶飯事でした。

休むと業務量が溜まるだけで自分が大変なので、体調を崩しても倒れる程の高熱でない限り出社。

この時代は、やっと社員1人1人にデスクトップパソコンが割り当てられはじめた頃で、出社しないと仕事が進まない…

現代のようにノートPCを持ち歩いて仕事が出来たら未来は違っていたかもしれません。

そして、サービス残業は当り前、業界的な安月給。

さらに、トレンドを常に分析し、マーケティングも行う業務だからこそ、クライアントへの説得力を高めるために自分自身もブランディングする為と、根っからの服好きで給料のほとんどは服関係に消えていました。

好きな仕事でやりがいも達成感もある
ただ、収支バランスが合わない
この無茶な働き方にゴールはあるのだろうか

そんな疑問を抱きながら月日が過ぎて、私の「精神と体力」は年齢と共に限界を迎え、退職を選びました。

好きなことを仕事にすることの現実を知り、どこかで消化した自分がいました。

好きなことを仕事にするにはバランスが必要なのかもしれない。

…と思い、一度好きなことを仕事にしたいという想いを閉じ込めました。


逆算思考で転職活動


好きを仕事にした事で学んだ部分を取り入れ、転職は異業種を選んだ。

次は、好きだけじゃなく出来ることを仕事にして、新しいスキルを実践で身に付けたい。

ただ、私は氷河期世代、採用枠はまだまだ狭い。
スキルゼロからだと採用されにくいだろう…

私の昔からの癖、ゴールから逆算して、私でも戦えそうな業種、仕事内容を絞った。

今まで身につけてきたスキル:企画、営業、プレゼン、マーケティング、トレンド予測…

【転職の条件】
・残業少なめ
・きちんと残業代が付くこと
・年収アップ
・服装は、私服だと性格的にお金使うから、制服的に一旦揃えたらローテーション可能なビジネスカジュアル
・身に付けたいスキルは、未来に役立ちそうなスキル


狭き門を勝ち取る転職戦略


決めた条件を元に転職活動をはじめた。

時代は、ITブーム真っ只中!

直感で乗り遅れてはいけないと思い、とりあえず日常的にPCに触れて自然とスキルが身につく仕事を探しました。

当時は、Adobeソフトがクリエイティブなアイテムで、面接では「Mac」使えますか?なんて質問がありましたね。
officeのWordとExcelも使えないとなーみたいな…

自分の積み上げてきたスキルと掛け算して、求められそう、会社の役に立てそうな業界はどこだろう、たいした学歴はないので大手は狙えない。

結果、中小企業で裁量が与えられる会社に絞り、広告業界へ転職した。


デザインやトレンドが主流の世界から数字と結果が全ての業界へ


扱う商材は変わったが、トレンドやマーケティング知識は業界が変わっても役立った。

何よりも待遇の良さに驚く!

ほぼ残業なし、あっても1時間程度で残業代もちゃんと付く、年収アップ(時給換算すると1.6倍←前職が安すぎたのかも…)

20代の私にとって「他の業界を知るって大切なんだな」と身をもって学んだ経験でした。

しかも、今まで常にフル回転で仕事して企画を仕上げる無茶な働き方をしてきたので、転職してからは時間がゆっくり感じて、逆に効率良く仕事を進められるようになってました。(ドラゴンボールの悟空が身に付けた重りを外した時的な…)

そして、贅沢は出来なかったけど自分の仕事で生活を支えて、好きなことに、より集中出来るようになり、副業もはじめた。

私が配属されていた部署は異業種からの転職が多く、学ぶことが多かった。

様々な経験をしてきた人達と働くことで、違う世界が見えて、自分の出来ることが増えていく実感と、新たな好きなことや可能性も発見できました。


小資金でスタートできる起業が流行る


この頃は上司に何か質問をすると「ググれカス!」(※人に聞く前に自分でgoogle検索しなさいという意味)と言われるような、まだまだネット業界が盛り上がり出した時代でした。

転職して会社に馴染んできた頃、会議の時に新規事業についてブレスト(今も使うのだろうか…)する機会が増えた。

職場では副業をする人が増え、私も自然とその思考になっていった。

アフィリエイト、ブログ、ミンネのようなオリジナル作品販売サイト、ワードプレスを使ったwebサイト制作ビジネスなどが盛り上がっていた。
(YouTubeやInstagramが盛り上がるのはまだ先の話)

ちょっと勉強すれば誰もが小資金ではじめられ、小さな会社を立ち上げたような気分になれた。

私の場合はブログを書き、広告を置くアフィリエイトから始めました。

副業をする事で、いろんな視点で物事を見る事ができるようになり、本業にも活かせる事が増えた。

何よりも、会社に属さないで1人で稼ぐ事の大変さも経験した。


30歳目前で立ち止まる


20代はスキルを身につけ、収入を上げる事に必死になってきました。

ただ、無茶が続いたせいか、元々身体が弱いのもあり、体調が優れないことが増えてきた。

ふと、アパレル時代の先輩が言っていた事を思い出す

30歳を目前にしていた先輩は「資格を取得して、絶対に30歳までに転職したい」と口癖のように言っていました。

でも仕事が忙しすぎて疲れて勉強する暇がなく、家に教材が溜まっていく…と。

その後、私の方が先に転職してしまったので先輩がどうしたかはわからないけど、私の心には何となく30歳は節目なんだと刻まれていた。

現代は30歳というと、まだまだ転職も可能で、ビズリーチやdodaなどの転職エージェントでは需要のある年齢層だろう。

でもこの頃は、30代に入るまでにスキルを身に付けて、転職するにも勇気がいる節目の年齢でした。

このまま何となくここにいて良いのだろうか…

好きなことを仕事にする現実は、理想通りにはいかなかったけど、出来る事を仕事にしたらそれなりにやり甲斐もあり、収入も増えた。

ただ、どちらを選んでも疲れるし年も重ねる。

それなら30歳という節目で新たな挑戦をしてみたい。

そう考えた私は、今よりも遠い未来を見るようになり、起業という道を選ぶことになる…

その後、新たなスキルを身に付けるために学び直した。

結果、積み上げたスキルを使い、起業して10年以上事業を続け、年齢と体調の変化で廃業しましたが、現在はフリーランスとして小さく暮らしています。

希望と野望に満ちた20代があったからこそ、今の静かで無理しない働き方を選べたのだと思います。

どの出来事にも意味があり、無駄な事はなかった。

と、今なら分かります。

会社に馴染めない特性を持っている私にとって、当時は、つらい経験が数え切れない程あったけど、その分、身に付いたスキルが溜まっていき、現在ではそのスキルを掛け算しながら仕事をしています。

今後も、私の見てきた世界、起業という選択や事業が続いた理由、廃業の背景などを書いていけたらと思います。

以上、「好きなことを仕事にした結果わかった、理想と現実から学んだ転職先の選び方」でした!



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