永遠に釣りを卒業できない理由 ~終わらない私の「老人と海」~山奥AI
「カジキが釣れたら、俺は釣りはもう卒業しよう」
いつからか、それが私たち一家の「誓い」になりました。パパの釣りは、もはや嫌われている。
釣り人にとっての究極のロマン、カジキ
あの巨大で美しい魚を家族の力で釣り上げたら、もう僕の釣り人生に思い残すことはない。
「子供達は小さい頃から冬や夏の海で釣れるまで
帰れないゲームを続け。嫌がってる」
最高のエピソードとして語り継ぎ、潔く竿を置き、これからは陸(おか)の人間として静かに暮らそう……そう皆で固く誓っているのです。
【現実:終わらないチャレンジ】
ただ、一つだけ大きな問題があります。
永遠に釣れる気がしないのです。
「何度もチャレンジ」
これまで大海原へ出てきました。
巨大なゴールドのリール

と、カジキを魅了するためのカラフルなトローリングルアー

を準備します。港の岸壁に並べられた、重厚なロッドの群れ

それを見るだけで、私たちの熱意のすべてが、この装備に集約されていることを感じます。
船尾の

がはためく中、私は竿を握り

妻はカメラを構え、そして子供たちは、はるか沖合の海をじっと見つめています

「今日こそは、あの水面にカジキが跳ねる!」
そう信じて、何時間も潮風に吹かれ、強烈な太陽に焼かれてきました。しかし、結果はいつも同じ。
誰の竿も絞り込まれることはなく、大興奮のファイトはおろか、その神々しい姿を拝んだことすらないのが現実です。
【葛藤と悟り:家族の絆】
カジキを釣って、見事に俺は釣りを引退したい。
でも、釣れないから永遠に引退できない。
毎度のことながら、釣りの準備をしながら「今日もどうせ釣れないんだろうな」と、心のどこかで皆が谛めているのを感じます。
最近ではふと、こんな哲学的な疑問に行き着くようになりました。
「もしかして私たち、心の底では家族でする『釣りを辞めたくない』から、絶対に釣れないターゲットを家族全員で無意識に選んでしまったのではないか?」
カジキを追っているのか、カジキという共通の「幻」が、私たち家族の釣りを、つなぎ止めているのか。もはや自分たちでもよくわからなくなってきました。
「言っとくが俺が何かしらの釣りに行くときは家族のブーイングの中、俺は家族を必ず連れていく、
特に忍者修行をした電卓少年は相当
面倒くさいイベントが始まったと思ってる
因みに娘は電卓少年と2人で行けば?と言う」
子供が成長し、カジキに興味を持たなくなる日が来るのが先か。それとも、私がカジキを釣り上げる日が来るのが先か……。
「ロマンの解らぬ子供達だ。
いつかピノキオがビックリする大物を釣り
釣りを諦めなかった事を解らせるしかない」
【結び】
終わらない私たちの「老人と海」。
幻のカジキとの出会いは明日やってくるかもしれないし、一生来ないかもしれません。
それでも私たちは、釣りの引退届という名の
ルアーを握りしめ、また懲りずに海へと向かうのです。
その美しい夕暮れは、また私たちに終わらない夢を見せてくれるのです
いつかこのnote で「ついに釣りました!そして引退します!」と劇的なご報告ができる日を夢見て。
(……その日が来るまで、どうか気長にお付き合いください)
【お知らせ】
noteでの素敵な繋がりから、僕の子供たちの話「電卓兄貴と妹」を漫画化していただくことになりました!
作画は、クリエイターのかっぱの庵さんにお願いしています。
現在、打ち合わせを重ねながらゆっくりと大切に形にしています。
完成まで気長に応援していただけると嬉しいです!
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