憂鬱に負けるわけにはいかない──勝負は勤務前から決まっている
私たちは、いきなり予想外のことが起きると、頭が真っ白になります。これは警備員の話だけではありません。
子どもの急な発熱、仕事での突然のトラブル、大勢の人前で話すとき……。
誰でも「どうしよう」と固まってしまうことがあります。
仕事前に自分を奮い立たせるために、記事を書いてみました。

施設警備員の仕事で、どうしても避けて通れないのが火災報知器の作動です。業界用語で『火報発報(かほうはっぽう)』と言うのですが、このまえ兄弟子がやらかしたのです。
火災報知器が誤作動して、頭が真っ白になり、自分で停止できなかったとか……。
先日の勤務終了時に元請けのチーフからネチネチとお小言を聞いたのですが、
「はぁ~」
って、かなり落ち込んだのです。
実は、お小言を言われるのも無理はありません。病院なので、真報(本当の火災)の場合は患者様の避難誘導をしなければいけないのです。
「パニックになりました」「頭が真っ白になりました」では、決して済まされない現場だからです。
前置きが長くなりましたが、前から言っている「私は守られている」が前提になります。

私は強く自分に言い聞かせます。
「パニックになるな。」
「大丈夫、お前はまだ死んでいない。」
「落ち着けば、必ずできる。」
どこかのケンシロウが、私の前で声をかけてきます。
そう、勤務前から勝負は決まっているのです。
仕事中に怒られることを恐れると、人は萎縮してしまいます。だから私は、勤務前から心を整えます。
「守られている」
「必ず上手くやれるはずだ。」

今日もまた、私の中のケンシロウが声をかけてくれるのです。
これと、龍神様の加護が加われば、怖いものはありません。
皆さまも、心の中のケンシロウに声をかけてみてくださいね。
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