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小説|百奇夜行 本編048 解答〜世界が救われるまで、あと52話〜

『解答』


よく分かったね。


「神の使いのヒントと小林さんの質問で分かった」


とりあえず、答え合わせをしていこうよ。


「小林さんの質問はたぶんこうでしょ」


「『一奇夜行』ってどういう物語だったの?って」


「この質問があまりにも都合が悪かった」


「だから小林さんを話の途中で退場させたんだ」


どういう風に都合が悪かったのかな。


「内容が分からないんだよ。どれだけ考えても」


「思い出せないとかそういことじゃない」


「読んだ確信はあるのに、その記憶が丸々存在していない」


昨日食べた晩御飯を忘れることはあるよね。


「往生際が悪いよ」


「それだけじゃなく『十奇夜行』の物語も分からないんだ」


「自分で考えたはずの物語なのに、一話も分からない」


「そんなことあるわけない」


「『記憶は嘘をつかない』んだから」


「『一奇夜行』も『十奇夜行』も物語自体は存在しない」


「唯一存在しているのが『百奇夜行』の物語」


そのまま続けていいよ。


「そもそもの前提から間違ってたんだ」


「現実の世界を『百奇』が侵食してるんじゃない」


「俺が『百奇』の実在する世界に登場させられただけ」


「俺はそういう設定で作られた登場人物だったんだ」


「現実の世界にはちゃんと本物の崎山がいるんだろ」


本物っていう定義にもよるけどね。


「何が騙し討ちだよ。勝手に自分で始めといてさ」


ごめん、濡れ衣だった。


「こっちの山本さんは最初から全部気付いてたんだ」


「物語を動かすため、俺に神の使いを追わせた」


「穴に落ちたのは予想外だったのかもしれないけど」


「自分で自分を嵌めるってどんな気持ちだよ」


崎山さんの解答は概ね合ってるよ。


それじゃあ、こっちの裏話も明かしていこうか。


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登場人物/設定/題名

物語の世界の『小林』…世界を救う者。
ガチ部屋の創始者。
類い稀なる問題解決能力の持ち主。
とある講座で知り合った私の友人。
緑の点で正気を失い『』の中へ。

物語の世界の崎山…世界を救う者。
ガチ部屋のメンバー。
『一奇夜行』の読み手。
『十奇夜行』の書き手。
類い稀なる素直さといい声の持ち主。
とある講座で知り合った私の友人。
世界を滅ぼす者との最後の戦いへ。

物語の世界の山本…世界を救う者
になるはずだったのに逃げ出した臆病者。
ガチ部屋のメンバー。
『十奇夜行』の読み手。
『百奇夜行』の書き手。
類い稀なる??の持ち主。
ただの私。
行列から吊橋へ連行される。

あなた…この物語の読者。
想いを言葉にした時、『結末』は変わる。

現実の世界の小林…私の友人。
『百奇夜行』を読んでいるかもしれない。

現実の世界の崎山…私の友人。
『百奇夜行』を読んでいるかもしれない。

現実の世界の山本…世界を滅ぼす者。
世界を救う為に倒すべきラスボスの正体。
『百奇夜行』の作者。
note/カクヨム/TALESにて連載中。
世界を救う者との最後の戦いへ。

本編登場済:72/100 話

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