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「俺がやらねば誰がやる」——現場の熱量が違うバーティカルSaaSの本当の面白さ

こんにちは。株式会社ミライフの山田です。

最近キャリアの相談に乗っていると、こんな声をよく聞くようになりました。

「SaaS業界も、そろそろ頭打ちなんじゃないですか?」
「『SaaS is Dead』なんて言葉も話題になりましたし、次のトレンドを探しています」

確かに、一部のSaaS企業が踊り場を迎え、市場全体の投資の目が厳しくなっているのは事実です。しかし、日々最前線で多くの企業の採用と候補者様のキャリアに伴走している私の肌感からすると、「SaaSが終わった」なんてとんでもない

むしろ、特定のレガシー産業に向けた「バーティカルSaaS(特に物流・製造・建設不動産など)」は、今まさに熱狂のど真ん中にあります。

今日は、なぜ今、優秀なビジネスパーソンがこぞって「レガシー産業×SaaS」に惹きつけられているのか。現場で見ているリアルな熱量と面白さについてお話ししたいと思います。

納期通りにモノが届く「当たり前」が崩壊した日

私が「バーティカルSaaSの領域は本当に熱い」と再認識したのは、少し前に起きた国際的な物流の混乱を目の当たりにした時でした。

アメリカとイラクの緊張状態や、ホルムズ海峡問題といった地政学的なリスク。これらは決して遠い国のニュースではなく、私たちの生活に直結しています。「期日通りにモノが届かない」「部品が足りなくて工場が止まる」といったクリティカルな問題が連鎖し、これまで私たちが無意識に享受してきた「当たり前」が音を立てて崩れ去る瞬間がありました。

※このあたりは前回のnoteでも発信しています!

私たちの生活基盤や、日本を支える産業がいかに脆いバランスの上に成り立っているか。それを実生活のレベルで痛感したのです。

日本の屋台骨をアップデートする、バーティカルSaaSの開拓者たち

そんな危機的状況や、業界が長年抱えてきた構造的な課題に対し、「俺たちがやらねば誰がやる」と真正面から挑んでいるSaaSスタートアップたちがいます。彼らが提供しているのは、単なる「業務効率化ツール」ではなく、社会のインフラそのものを変革するソリューションです。

■ 血液を止めない。超アナログな物流領域にDXのメスを入れる。

  • Shippio(シッピオ)社 / Resilire(レジリア)社: 複雑でブラックボックス化しがちな国際物流を可視化したり、サプライチェーン全体のリスクを管理し、有事の際にも供給網を途絶えさせないプラットフォーム。

  • ハコベル社: 多重下請け構造といった根深い課題にメスを入れ、業界構造そのものを変革する。物流を支えることは、日本社会そのものを支えること。「新しい物流を発明する」という途方もないスケールの挑戦を続けています。

■ 日本のお家芸、製造業のポテンシャルを解放する

  • キャディ(CADDi)社: 日本のGDPを力強く支える基幹産業であり、世界に誇る「製造業」。しかし、その裏側には調達や図面管理における途方もない非効率が潜んでいました。キャディはそこにテクノロジーで切り込み、モノづくりの現場が本来持つ圧倒的なポテンシャルを解放しようとしています。

  • Tebiki(テビキ)社: 属人化したノウハウの技能伝承や、慢性的な人手不足といった「現場」特有の根深い課題に、動画教育やデータ活用で切り込む。デジタル化の波に乗り遅れたデスクレスワーカー産業全体を変革し、現場が本来持つ強さと未来を切り拓く挑戦を続けています。

■ 巨大な資本が動く不動産業界の「情報の非対称性」を壊す

  • estie(エスティ): 商業用不動産という巨大な資本が動くマーケットでありながら、長らく紙やFAX、非公開情報に頼ってきたアナログな世界。そこにデータ基盤を提供し、情報の非対称性という分厚い壁を壊す。データによって都市の未来を形作っていくという、不動産領域ならではのダイナミズムとロマンがあります。

まだまだここに書ききれないロマンあふれる企業がたくさんあります!!

「この産業の未来を背負う」という強烈な当事者意識

バーティカルSaaSの面白さは、特定の産業に深く潜り込むからこそ生まれる「泥臭さ」と「手触り感」にあります。

ひとつの業界に特化するということは、その業界特有の複雑な商慣習や歴史をリスペクトし、深いドメイン知識を獲得しなければならないということです。決して一筋縄ではいかない領域だからこそ、参入障壁も高く、本気で取り組む覚悟を持ったプレイヤーが限られています。

だからこそ、この領域で戦う経営陣やメンバーには共通して、「この産業の未来は、私たちが背負う」という圧倒的な気概と使命感があるのです。

実際に現場の方、人事、役員の方々とMTGや懇親会でお話を聞いていると、全員が目を輝かせ、ワクワクしながら業界の話をされているのが本当に印象的です。その業界で戦っている方々を支える、より良い世界にする、それによって社会に貢献したいという強い当事者意識に圧倒されます。

長年放置されてきた構造問題に真正面からメスを入れ、泥臭く現場のペイン(痛み)に向き合う。特定の産業の課題解決が、日本という国の社会課題解決に直結し、それがそのままビジネスのスケールへと繋がっていく。

この「熱量」と「ヒリヒリするような手触り感」こそが、バーティカルSaaSに挑む最大の魅力だと感じています。

次に挑むべき「熱狂」を探している方へ

もし今、あなたがこれまでのキャリアで培ってきたスキルや経験を、「次にどこで燃やそうか」と迷っているなら。あるいは、既存のビジネスモデルを伸ばすフェーズにどこか物足りなさを感じているなら。

「レガシー産業×SaaS」というフィールドを、ぜひ覗いてみてください。

そこには、終わコンどころか、これから本格的な夜明けを迎える広大なフロンティアが広がっています。日本の巨大産業をアップデートし、社会インフラを次の世代へと繋いでいく。そんなスケールの大きな挑戦が、あなたを待っています。

もし少しでも「面白そうかも」と感じたら、ぜひカジュアルにお話ししましょう。現場で熱く戦う魅力的な企業や、そこでしか得られないキャリアの可能性について、余すところなくお伝えします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事は noteマネー にピックアップされました

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