個人事業主の僕が、住宅ローン金利4.075%から優遇金利で借りられるまでにやったこと
個人事業主ってだけで、
クレジットカードの審査に落ちるの?
独立したら、
部屋すら借りられない?
自分の家なんて、
一生持てないのか……
個人事業主の方って
そう思ったことはありませんか?
これ、全部、
以前の僕が感じていたことです。
実際、
会社員から個人事業主になった瞬間、
世の中からの「社会的信用」の扱いが
ガラッと変わりました。
クレジットカード審査で落ちる
賃貸の審査で渋られる
住宅ローンは金利4%超えでしか借りられない
会社員時代には
想像もしていませんでした。
独立してから26年。
その間に、
「信用は、意図的に積み上げるもの」
という考え方にたどり着きました。
この考え方に出会ってから、
少しずつ状況が変わっていきました。
今では、
優遇金利で住宅ローンを借りられるようになった
プラチナやゴールドカードも持てるようになった
旅や時間の過ごし方が変わった

少なくとも26年前の自分が
想像していたよりは、
かなり状況が変わりました。
でも、何か派手な一発逆転が
あったわけじゃありません。
地味なことを、長く続けただけです。
個人事業主として
信用をどう積み上げてきたか。
今回はそのうち
「住宅ローンの審査と金利」に
効いたことに絞って、
実体験ベースで書きました。
■最初の住宅ローンは、金利4%超えでした

まず、
衝撃的だった実体験です。
個人事業主として10年以上経過して、
貯金も少しずつ貯まりはじめたころ。
結婚して1年、
家賃の更新タイミングと重なり、
中古のマンションを
買おうということになりました。
そのとき、
ようやく借りられた
初めての住宅ローンの金利は・・・
4.075%
固定金利ではありません。
変動金利です。。。
その当時、
ネット銀行では
0.5%を切るような広告も出ていました。
会社員の友人 1%切り
個人事業主の僕 4.075%
この差が、
ローンの返済総額にどれだけ影響するか?
考えるだけでゾッとします。
なぜ4.075%だったのか。
実は、
本来の金利は3.5%くらいだったのですが、
「属性が悪い」という理由で
金利を上乗せされたのです。
最終的に審査に通ったのは、
・信販会社の3.9%と、
・某地方銀行の4.075%
の2択でした。
「個人事業主ってこんなに社会的信用がないのか……」
コテンパンに
叩きのめされたのでした。
■なぜ、個人事業主は信用が低いのか

「ちゃんと仕事してるのに」
「毎月収入はあるのに」
「税金も払ってるのに」
なぜ、
個人事業主は信用が低いの?
銀行の立場で考えると、
理由は明確でした。
▼銀行が見ているのは「継続性」
会社員は、
毎月ほぼ決まった額の給料が、
勤務先から振り込まれます。
一方、個人事業主は
来月の収入が読めない
担当案件が終われば収入ゼロ
病気で働けなくなったら即ピンチ
銀行から見ると、
「毎月返済が続くか、わからない」
という人になってしまうのです。
▼だから、自分から「見える化」する必要がある
でも諦める必要はなくて、
自分の収入の安定性と、
お金の管理能力を、
銀行から見て分かる形にしてあげる
これが全部の入口です。
ここから、
僕がやってきた信用形成を
具体的にお伝えしていきます。
■信用は、意識して積み上げていくもの
信用は、
勝手に積み上がるものではありません。
日々のお金との向き合い方や、
続けてきたことの積み重ねが、
少しずつ形になっていくもの
だと感じています。
会社員の場合は、
勤続年数が長くなることで、
信用面で有利に働く部分があります。
でも、
個人事業主にはそれがない。
だからこそ、
「自分で設計して、自分で積み上げていく」
という発想が必要になると思っています。
では具体的に何をやったか。
僕の場合は3本柱でした。
もちろん、
これをやれば必ず審査に通るという
話ではありません。
ただ、僕の場合は、
この3つを続けてきたことが
大きかったと感じています。
■僕がやった3本柱
▼1本目:青色申告

まずは、
確定申告を青色申告で出す。
白色申告と違って、
青色申告は
「きちんと帳簿をつけている」
という前提の制度です。
銀行から見ると、
青色申告書で確定申告をしている時点で、
売上・経費・利益がちゃんと管理されている
毎月の収支を自分で把握している
帳簿をつけ続けられる規律がある
という評価につながります。
65万円の所得控除という
節税メリットもありますが、
信用面での効果も、
かなり大きいと、僕は感じています。
▼2本目:iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoは、
毎月一定額を拠出する年金制度です。
借り換えの住宅ローン審査のときに、
担当者とのやり取りの中で、
毎月きちんと
積立を続けていることが、
かなり好印象だったと感じました。
銀行の担当者から見ると、
毎月一定額を、将来のために積立している
途中解約できない長期拘束商品に入っている
「将来を見据えて設計できる人」である
という印象に
つながりやすいのではないかと
感じました。
しかも、
iDeCoは掛金は全額所得控除。
節税しながら、
信用も積み上がる。
個人事業主にとっては、
かなり有力な選択肢だと思っています。
▼3本目:小規模企業共済

これも大きいです。
小規模企業共済は、
個人事業主や
小規模企業の経営者が入れる、
退職金制度です。
月1000円から7万円まで、
自分で拠出額を決められます。
こちらも、
掛金は全額所得控除。
節税効果も、iDeCoと合わせると
かなり大きな金額になります。
銀行から見た評価は、
退職金制度に自主的に入っている
毎月コツコツ積立できている
将来設計ができている事業主である
実際の審査基準は
金融機関ごとに異なりますが、
少なくとも担当者との
やり取りの中では、
こうした継続的な積立や将来設計は
プラスに受け止められていると
感じました。
▼3本柱は、時間をかけて揃えていくもの
この3本柱、
一度にスタートしたわけではありません。
最初の借り換え時点では
青色申告とiDeCoだけ。
小規模企業共済はその後に始めました。
3本柱がすべてそろった状態で、
現在の住宅ローン審査に臨んだとき
担当者から明確に高評価されたのは、
この3つすべてでした。
一気にやろうとしなくていいです。
順番に積み上げていけばいいです。
■4%超え → 1%切り → 優遇金利、3段階の実体験
僕は、
住宅ローンは3回経験して、
それぞれこうなりました。
▼1回目:2014年 金利4%超え
個人事業主になって
10年以上が経った2014年。
はじめての住宅ローン。
これが冒頭の4.075%です。
《変動金利》です。
青色申告は
毎年続けていました。
iDeCoは
すでに始めていましたが、
小規模企業共済はまだ。
信用情報もまだ薄かった時期でした。
「借りられただけマシ」
という状態でした。
▼2回目:2015年、みずほ銀行で0.975%
某地方銀行で
はじめてのローンを
借りてから1年後。
借り換えを検討し始めました。
いつまでも
4%超えのままでいるわけにはいかない。
調べていくなかで最寄りの銀行だと、
みずほ銀行が、
柔軟に対応してくれそうだったので
相談をしに行くことに。
青色申告は続けている
iDeCoも毎月やっている
1年間、住宅ローン遅延なしの返済実績
そして、
みずほ銀行の窓口で相談したときに、
みずほ銀行との接点を作る意味もあって、
投資信託口座も開設しました
これがそろった状態で、
みずほ銀行が出してくれた金利は
0.975%
4%超えから1%切り。
返済総額で言えば、
ざっくり数百万円単位の差です。

この住宅ローンの
借り換え効果については、
こちらのnoteで詳しく書いています。
▼3回目:三井住友信託銀行で優遇金利
そして直近、
3回目の住宅ローン。
借り換えではなく
マンションを買い換えました。
いまも住んでいるところですが
住宅ローンは
三井住友信託銀行で借りています。
仲介の不動産会社の
担当者のおかげです。
三井住友信託銀行は
資産管理や不動産にも強い
信託銀行です。
そして、個人にとっては
少しハードルが高い印象のある
金融機関です。
それでも、
これまで積み上げてきた信用と
資産状況が評価されて、
優遇金利で借り入れできました。

不動産会社の担当者は当初、
「まず、少々金利が高くても
三井住友信託銀行で仮審査を通して、
その結果をもとに信用金庫などで
より低い金利を引き出せるかを狙おう」
と考えていたそうです。
それが最初から
信用金庫よりも低い金利の提示が来た。
不動産会社の担当者さんからは
「ちゃんとした審査での結果ですから、
自信を持っていいですよ」
と言ってもらいました。
当初、
4%超えでしか借りられなかったのが、
優遇金利を提示される日が来るとは、
思ってもいませんでした。
本当に、
信用は積み上がっていくものだと
感じています。
■まとめ:信用は「続けられる人」に積み上がる
ここまでお伝えしてきた通り、
信用形成の本質はシンプルです。
「決めたことを、淡々と続ける」
これがすべてです。
青色申告を、毎年出す
iDeCoを、毎月拠出する
小規模企業共済を、積立する
どれも、単発でやるのは簡単。
でも、
10年、20年続けるのは難しい。
だからこそ、
続けられる人に、
信用は積み上がっていく。
僕は26年、
個人事業主としてやってきて
本当にこれを実感しています。
ここまで読んでくださって、
本当にありがとうございます。
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※本記事は個人の実体験をまとめたものです。
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