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姿は消えても、コクは残る
カレーを作る時に、玉ねぎを炒める工程があるやん?あの作業、まさに「努力」そのものやと思うんよ。
最初は白くてシャキシャキしとった玉ねぎが、火が通るにつれてしんなりして、だんだん黄金色から深い飴色に変わっていく。涙を流しながら、焦げ付かんようにじっと鍋に張り付いて、一生懸命に手を動かし続ける。それだけのエネルギーと
時間を注ぎ込むわけやから、当然「めちゃくちゃ美味い、目に見える最高のご褒美」を期待するよね。
だけど、いざルーを入れてじっくり煮込んで、
カレーが完成した鍋の中を覗いてみたらどうやろ。あんなに頑張って炒めたはずの飴色玉ねぎは、すっかりスープの中に溶け込んでしまって、どこを探してもその姿は見当たらんようになってる。
「あれだけ時間をかけて頑張ったのに、跡形もなく消えてもうた…」
カタチとしての成果や、分かりやすい評価だけを求めていたら、まるで自分の努力がどこにも残らんかったような、寂しい気持ちになるかもしれん。
でもね、そのカレーを一口食べてみたら、答えはすぐに分かる。玉ねぎの姿は見えんくなっても、そのスープには、ただルーを溶かしただけでは絶対に出せへん、強烈な「コク」と「奥深い甘み」がしっかりと染み込んどる。
努力した結果が、目に見える完璧な成功として残るとは限らん。だけど、じっくり時間をかけて自分を炒め抜いたという経験は、決して消えてなくなりはせんのよ。それは自分というベース、つまり「スープの深み」として確実に溶け込んどる。
姿は見えなくても、人間性のコクは間違いなく
一段上がってるし、次に何かを作る時の基礎体力は確実に育っとる。無駄に見えてしまう時間の中にこそ、自分を美味しくする一番の隠し味が詰まっとるんよね😊
それでは🍡
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