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sawatashi_a
勝手に常備菜置いていい?
「覚えてもらう」と「忘れないでもらう」。これ、
キッチンに立ってるとその温度差が伝わってくる気がするんだよね。
まず「覚えてもらう」っていうのは、お祭りの屋台の「ベビーカステラ」みたいなもん。
あの袋から漂ってくる、あま~い匂いに誘われて「あ、食べたい!」ってなるやん?パクッと食べたら、その瞬間だけは口の中が幸せいっぱいの「甘い記憶」で埋め尽くされる。インパクト抜群で、その場のテンションを上げてくれる存在やね。
一方で「忘れないでもらう」っていうのは、
おうちで炊く「炊き込みご飯」みたいなイメージ。
派手な甘さや刺激はない。でも、おこげの香ばしさとか、お出汁の優しい味が身体の芯に染み込んでくる。食べた瞬間に叫ぶような旨さはないけど、ふとした瞬間に「ああ、あの味が恋しいなぁ」って、お腹の底から思い出してしまうやつ。生活の一部として、心の奥に「定住」してる感じやね。
これ、書くことにも通じると思うんよ。
「ベビーカステラ」みたいに、甘い言葉や強いインパクトで「あ、この人おもしろい!」って一瞬で覚えてもらうのも大事。でも、そればっかりやと、ちょっと飽きられちゃうこともあるよね。
本当に長く繋がっていたいなら、「炊き込みご飯」みたいに、相手が自分の体温を乗せられる「余白」を置いておく。完璧すぎる「完成品」を出すんじゃなくて、読み手が自分の記憶や感情を混ぜ込める「隙間」を作っておく。それが、相手の心にそっと自分の居場所を作らせてもらう、一番の近道やと思うんよ。
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