健康にはお金がかかる、という当たり前のことを知る30代
少し前まで、歯医者に通っていた。
もちろんそれまでも歯医者に行ったことはあるが、大人になってから行くのははじめてだった。おそらくほぼすべての人類がそうであるように、歯医者は嫌いである。しかし、どうも以前に被せ物をしたところが痛んでいて、日常生活に支障が出るぐらい、鈍い痛みが常にあるような感じだったので、覚悟を決めて行ってみることにした。
結果からいうと、かぶせものの隙間から菌が入ったらしく、内部がかなりやられている、ということだった。そして提案されたのが、20万円でセラミックのパーツを製作して嵌める、というものだった。当時の自分の金銭感覚からいうと、歯科治療に20万も?! となかなか衝撃で、呆然と帰宅したことを覚えている。
当時は引越したてで支出が大きいタイミングでもあったので、なかなか20万を出すのは抵抗があった。今となっては別に20万ぐらい、という感じがあるのだが、当時はそうは思えなかった。
というのも、歯というのはそもそもタダで生えてきているものなので、そのメンテナンス? 修理? に多額のお金がかかる、というのが当時はなんとなく受け入れられなかったのだ。
結局、いろいろ考えた末にその治療をやることに決め、時間をかけて進められた。いまとなっては、とてもいい状態になったので、非常に満足している。これで20万なら納得かな、という気持ちである。
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若い時は基本的には健康なので、「健康の大事さ」についてはあまり認識がない人が多い。自分も、たまたま歯医者で高額の支払いが発生しただけで、もしかしたら別のことで実感する日がきたかもしれない。
30代も後半になると、まだまだ若いつもりではいるけれど、以前よりは健康に気を使うようになった(現在も食事制限をして、ダイエットしている)。
自分の感覚だけれど、30代の人よりも40代の人の方が健康的なような気がしている。それは、20代の延長で30代に突入し、そのままのスタイルでやっているとどこかで問題が生じるので、それを是正した結果、40代の多少健康そうな状態につながるのだろう。
もちろん、40代になっても全く是正しない人もいるだろうが、そういう人はより死に近づくのみである。本当に若くして亡くなってしまう人もいるかもしれない。
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歳をとると、若い頃よりはお金を稼げるようになる。でも、メンテナンスにお金がかかるようになる。不健康が極まって病気にかかるよりは、ふだんからの食事や運動に気を使い、予防にお金と時間を使うのが結局はいいんだろうな。
「健康には金がかかる」という当たり前のことを知るのが、30代ということだろうか。
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