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ペルシャ湾が死ぬ!淡水化プラント、壊滅間近?!イラン側の可能性?

●このままでは5月末からペルシャ湾沿岸の淡水化プラントは使えなくなる。
 
ESA(欧州宇宙機関)の衛星、コペルニクス・センチネル2が2026年5月6日、カーグ島西側沖合から石油が流出していることを確認した。流出量は約8万バレルと見積もられ、今後2週間(5月20頃)で対岸のアラブ諸国に達するとニューヨークタイムズは報じた。米・イランの不安定な停戦状態の中での流出した石油の回収は困難とされている。
対岸の湾岸6か国は飲料水を含む生活水の多くを淡水化プラントに依存しているのである。
そしてルシャ湾の海水は、地理的形状から外海のインド洋の海水との交換が非常に行われにくいのである。つまり流出した油は湾内に多くが留まり続けることになる。海洋汚染はかなり深刻になる。
 
●大昔、エデンの園があった頃ペルシャ湾は浅く歩いて通れる場所もあった。海面上昇でホルムズ海峡からオマーン湾の海水が流入しはじめた。
 
ペルシャ湾はヒョウタンを真ん中で切ったような形をしていて、半ヒョウタンの口に当たる所がホルムズ海峡である。北側のユーラシアプレートと南側のアラビアプレートが約3500万年前に衝突した。アラビアプレートがユーラシアプレートの下に沈み込んで半ヒョウタンのようなくぼみとホルムズ海峡ができた。
約2万年前、最終氷河期が終わり、地球の氷床が溶け始め、1万5000年をかけて世界の海面が100m近く上昇した。そのためホルムズ海峡からオマーン湾の海水が流入し始めた。
 
旧約聖書の創世記2-10から引用すると、エデンの園には4つの川、チグリス、ユーフラテス、ピジョン、ギホンが流れ出ていたとある。衛星写真で見ると、伝説の川とされるピジョン、ギホンらしきワディ(涸れ谷、化石の川)が確認できる。見方を変えれば、海面上昇によりエデンの園が水没したため、アダムとイブは楽園を去ることを余儀なくされたことになる。
ここは、人間の創造や大洪水など旧約聖書の元となったのではないかとされるギルガメッシュ叙事詩を生んだシュメール文明が興ったところである。

メソポタミアの南部、4つの川の中心、エデンの園があった可能性のあるシュメリア。ヒストリーCH「エデンの園の謎」から

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