深呼吸が苦しい時は浅くてもゆっくりのほうが整います
深呼吸は体に良いと聞くけれど、いざやってみると苦しくなる。そんな経験はありませんか?
私も昔、整えようとして深く吸おうとして、逆に肩が上がって緊張してしまったことがあります。
そこで、深呼吸がつらい日の落とし穴と、無理なく整えるための小さなコツをまとめます。
深呼吸がつらくなる落とし穴
深呼吸は良いものと思うほど、深く吸うことを頑張ってしまいます。
ですが、体が疲れている時や緊張が強い時は、深く吸おうとする動きそのものが負担になることがあります。
とくに起きやすいのが、肩が上がることです。
胸と肩まわりで息を入れようとすると、首まわりまで力が入りやすくなります。
すると呼吸が広がる前に、体が守りに入ってしまいます。
結果として、息が入りにくい、胸が苦しい、落ち着かない、という感覚が出やすくなります。
整えるためにやったはずなのに、逆に緊張が増えてしまう。ここが一番の落とし穴です。
深さよりゆっくりが整える近道
深呼吸がつらい日は、浅くてもゆっくりのほうが整います。
深さを増やすより、速度を落とすほうが体が受け取りやすいからです。
イメージとしては、呼吸の量を増やすのではなく、呼吸の波をなだらかにする感じです。
ゆっくり吐けると、肩やお腹の力が少し抜けやすくなります。そこで初めて、呼吸が自然に広がる余地が生まれます。
深く吸うことができるかどうかは、その日のコンディションにも左右されます。
できない日があるのは普通です。できる日はやって良いですし、つらい日は違う選択をする。
そのほうが続きやすく、結果的に整える時間が増えていきます。
今日から使える判断基準
深呼吸を続けるか、ゆっくりに切り替えるか。迷った時は、体の反応で判断してみてください。
息を吸った時に、肩が上がる。首が固くなる。胸が詰まる。息が入りにくい。
こう感じたら、いまは深さを追わないサインです。深さを足すほど、体が力んでしまう可能性があります。
反対に、吐くほうを少し丁寧にした時に、肩が少し落ちる。顔がゆるむ。ため息みたいに抜ける。
こうした変化があるなら、その方向が合っています。
整える呼吸は、頑張っている感じが少ないのが特徴です。
大きく動かすより、小さく静かに整っていく感覚が目安になります。
吐く息を長くする形
ここまでの話を、いちばん簡単な形にすると、吐く息を少し長くする、に集約できます。
深呼吸がつらい日は、吸うほうを増やすと苦しくなりやすいので、吐くほうを丁寧にするのが安全です。
やり方はシンプルです。いまの呼吸のままで、吐く息だけを三秒長くして一回だけ終えます。
たった一回で良いです。回数を増やすと、頑張りになりやすいので、まずは一回がちょうど良いです。
吐けたら、それで終わりにします。終えることが、整える練習になります。
続けるのは、余裕がある時で大丈夫です。
今日はここまで、と区切るほうが、体は安心しやすくなります。
今回のまとめ
深呼吸がつらい日は、深く吸うほど緊張が増えることがあります。
整えたい時は、深さよりゆっくりを優先すると続けやすくなります。
迷ったら、肩が上がるかどうかを目安にして、吐くを丁寧にします。
今回の30秒アクション
・吐く息だけを三秒長くして一回だけ終えます
・深呼吸しようとして肩が上がっていないかを一回だけ確認します
・呼吸を整える日は頑張らないほうが合う、と心の中で一言だけ言います
