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平和の樹の下で制作ストーリー ~病院の待合室で~

以前書いていた記事。

平和の樹の下で 制作ストーリーをマガジンにしております。
気になる方はこちらもぜひお読みください。

歌詞はこちらから。

コニシさん このシリーズを
#なんのはなしですか
に無理やり話をつなげようと頑張っていたのですが、
このシリーズだけは、真剣にハッシュタグだけつけさせてもらって、
#なんのはなしですか
にはなっていない事はお許しください<m(__)m>
大事な話で、皆さんに知ってもらいたいな、というので、
投稿しております。

#なんのはなしですか

月に一度の病院の付き添いは
とても長い。

血液検査で1時間待ち、その後普通に2時間まち、
計3時間ほどの時間をどうやって過ごそうかとその頃は
感じていた。

そして、私は当時はそこまで義父と仲良くもなかったのもあり、
よく過去の話を聴くようになっていた。

義父は時折、ぼーっとして、
遠くの方を見つめる癖がある。

でも戦争の話をする時は
昨日の事ように、スラスラと
その悲しみを口していた事が印象的だ。

病院の待合時間 
アナタは遠い目をしては
ポツリポツリと話し出す
哀しみは昨日のように

歌詞

歌詞はこちらからご覧ください。


おとうが、おばぁを迎えに戻ったとき、
その壕は、もうなくなっていたさ。

一緒に逃げていた祖母が途中で生き別れたと。

「戻ったらいなくなってたさー」

そう言って、少しだけ笑ってみせた。

私のために、笑い話みたいに話すけど、
たぶん、義父にとっては笑い話じゃない。

わたしは、なんて言えばいいのか、わからなかった。

ただただ
メモを取ることしかできなかった。

待合室のざわざわした空気の中で、
こんな話を聴いていいのか、とも思ったけど。

今考えると、
たぶん、あそこだったから、聴けたんだ。

ちゃんと向き合おうとすると、
重すぎて、言葉にできないことも。

こういう場所だと、ふっと、こぼれてくる。

わたしは、ナイチャーで
沖縄の戦争のことを資料でしか「知らない世代」で、生きてきた。

教科書で見たこと。
テレビで流れていたこと。
どこか遠い場所の、過去の出来事として。

でも。

目の前にいる人の口から語られると、
それは急に、“今”になる。

遠い話じゃなくて、
この人が、生きてきた時間になる。

あなたの生きる軌跡を
今ここに 感じて生きるの

歌詞

その歌詞が浮かんだのは、祖母の話を聴いてからかもしれない。

いつ死んでもおかしくなかったあの頃を
生き抜いた義父の強さを感じた気もする。

この歌詞は、義父が亡くなったとしても、

あなたの生き「た」軌跡を
今ここに 感じて生きるの

という言葉に変えて歌い続けるつもりだ。


沖縄の青い海も、広い空も、
きれいだな、と思っていた。

でもその景色の中で、
逃げて、隠れて、苦しみながら、生き延びた人もいる。

その事実と、
いま目の前にある穏やかさが、うまく結びつかなくて。

違和感だったはずなのに、

いつのまにか、それが「日常」になる。

わたしも、何も聴かなければ
知らないままでも、現代を生きていける。

でも、本当にそれでいいのかな?
それで後悔ないの?

その人が“そう語る理由”は、きっと本当で。

軽く話すことでしか、持ち続けられない記憶も、
あるのかもしれない。

だから、わたしは、
   

あの日の事を聴いても良い?
少し話してくれるかな?

歌詞

と何度も義父に聴く事ができたのかもしれない。

この歌は、あの日の話の中から、生まれた。

ナイチャーのわたしが、
ウチナーンチュの義父の記憶に触れて、
はじめて知ったこと。わからなかったこと。

色んな事を聴けた時間が病院の待合室だった。

本日も素敵な一日をお過ごしくださいませ!

私もあなたも最強の運と笑顔で(^^♪

日々是好日。

お知らせ✨.•¨•.⭐️•¨•.¸¸⭐️•¨•.¸¸✨

2025年6月11日より、シンガーソングライターとして活動しています。
この話の中で、何かひとつ残るものがあれば嬉しいです。
日常のかけらが、歌になる前の言葉を集めたマガジンもあります。
よかったら、気が向いたときに。

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