僕のパパはUFO Catcher HERO MAN! | エッセイ
最近、
うちの我が家は
毎週のようにゲーセンに行く。
別に、
ゲームが好きなわけでもない。
クレーンゲームが特別得意なわけでもない。
そんなゲーセンでの一コマ。
きっかけは、いつも息子。
「パパ、これ絶対とれるよ」
「大丈夫!大丈夫!」
「とれるまでがんばって!!」と
バッチリパパの背中を押す息子。
そう言われると、
パパは一瞬だけ照れた顔をして、
でもどこかまんざらでもない表情になる。
「任せとけ」と背中で語る姿。
コインを入れる。
アームが動く。
景品がずれる。
落ちない。
また落ちない。
の繰り返しにどう打ち勝つかを
試行錯誤する旦那。
思わず、いや、もうあかんで、
と関西弁が出てしまう私。
息子も、
実はちゃんと分かっている。
ママと僕が近づくと、
パパは急にやめてしまうことを。
だから彼は言う。
「僕、ちょっと違うとこ行ってるね」
「あとで来るからママもそっちにいっちゃダメ」
そう言って、
別のゲームコーナーへ向かう。
旦那を鼓舞させるのが上手な息子。
なぜかいつもUFOキャッチャーの時だけは
「パパ、信じてる」のような言葉を置いていく。
「パパならできる」「パパは僕のヒーロー」
そんな感覚が見えてくる。
そしてパパは、その前提を裏切らない。笑
最近、我が家に増えていく
大きな乗り物たち。
ミキサー車。
レッカー車。
クラウンのパトカー。
消防車。
そしてちいかわ。
すごくない?
めっちゃでかいのよ・・。
どれも、
息子の腕より大きくて、
部屋の一角を
少しずつ占領していく。
「また取ったの?」
と聞くと、パパは少し照れながら言う。


「いや、たまたま」
「今回は簡単だった」
でも私は知っている。
簡単じゃなかったことも。
何度も失敗したことも。
途中で諦めたくなった瞬間も。
それでも、最後までやった理由。
それはきっと、
息子の目に映る自分が
ヒーローであり続けたかったから。
息子は、パパの背中をまじで追いかけてる。
「ぼくのためにやってくれたんだ」
「ぼくを信じてくれたんだ」
「ぼくの期待に応えてくれたんだ」
その記憶を、
ちゃんと持ち帰っている。
ヒーローって、
派手なことをする人じゃない。
誰かの「できるよ」と言われた言葉を
ちゃんと信じられる人なのかもしれない。
部屋の隅に並んだ、
ミキサー車とレッカー車と、
少し大きすぎる消防車。
それを見て、
息子は満足そうで、
パパも少し誇らしそうで。
そう考えたら、
パパは君のヒーローだね。
余談ですが、帰る時の二人の後ろ姿は
戦い終わった戦士のような
頼もしい姿に見えるは私だけでしょうか?笑
ちなみに2年前のクリスマスは旦那の凡ミスで、
相当大変なクリスマスの設定だった。笑
宜しければどうぞ。

2025年6月11日よりシンガーソングライターとして活動しております。
もし、この話の中で
・好きだなと思った一文
・頭に残った情景
・「わかる」と感じた瞬間
どれかひとつでもあったら、
その箇所をコメントに残してもらえたら嬉しいです。
こういう日常のかけらが、私の中で少しずつ歌になっていきます。
同じように、「日常が歌になる瞬間」を集めているマガジンもあります。
よかったら、そっと覗いてみてください。もう完成した曲になる前の歌詞も入っていますので、楽しんでみていただけると嬉しいです。
本日も素敵な一日をお過ごしくださいませ!
私もあなたも最強の運と笑顔で!
日々是好日。
