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「宿木文庫」を届けるべく、文学フリマ札幌10に出店しました!

宿木屋では「宿木文庫」と名付けたZINEシリーズを発行しています。宿木屋のメンバー同士で協力しあって作った、旅エッセイ集『往き、綾なす』短歌集『てのひらにほどけた雪の描き出すちいさな泉へ放つひかり』という2冊を皆様にお届けしています。

2025年8月24日(日)、その活動の一環として文学フリマ札幌10に出店しました。ブースに立ったのは宿木雪樹(本noteの執筆者)とayanさん、2名です。

ちなみに札幌は宿木が生まれ育った街です。5月に開催された文学フリマ東京40にも参加したのですが(そのときのレポートはこちら)、さすが札幌、我がホームタウン、包まれるような安心感がありました。

コンベンションセンター入口

東京に引き続き、当日は快晴に恵まれました。会場となったコンベンションセンターは開放的かつきれいで、雰囲気がとてもよかったです。ちなみに宿木とayanさんの服装も、偶然この青空とおなじ青に。事前に打ち合わせたわけじゃないのにぴったりで、嬉しかったです(笑)。

今回のブースレイアウト

ブースのレイアウトはこんな感じ。2回目ということもあって準備時間は短縮できましたが、前回に引き続きハーブティーのプライスカードを作り忘れてしまって、反省しました……。ayanさんがその場で作ってくださって助かりました。ふだんはデジタルの、いつでも修正できるものを扱っているからか、物理的なものを過不足なく準備する想像力が欠けているなぁ、と痛感します。

開場後の様子

開場後の雰囲気は全体的に落ち着いていて、皆さんゆっくりとブースの前を歩き、足を留めてくださるのが印象的でした。

文学フリマ東京のときは熱気と人混みに圧倒されて、ちょっとくらくらしてしまったのですが、文学フリマ札幌はほどよい余裕があり、皆さんとの会話を心から楽しめた気がします。

「ayanさんに会いたくて」とブースに来てくださった方もいて、札幌で参加したこと、ayanさんにはるばる名古屋から来ていただいたこと、どちらもよかったな……と思えました。

装幀のこだわりや、宿木屋という編集プロダクションのこと、そこで宿木文庫を出している理由、私たちの仕事のこと、短歌、旅エッセイのこと……。ほんとうにいろんな話題について、皆さんとお話できてよかったです。私たちが伝える言葉に、丁寧に耳を傾けてくださるお客様が多かったのも印象的でした。きっと来場者の皆さんは、ZINEとの出会いはもちろん、ZINEをつくる人たちと対話するのも楽しみで来てくださるんだろうなぁ、と思いました。

あらためて、この「宿木文庫」をつくること、そして届けることで、自分たちが「書く」こととどう向き合っているのかを伝えられたと思います。そして、それに興味を持ってくださる方がいることや、時間をいただけることの喜びを噛み締めました。

これが札幌だからこその雰囲気なのか、それとも東京と地方都市の違いなのかはわかりませんが、ほんとうに皆さんやさしかったです。お客様の対応が一段落するたびに、ayanさんと二人で「あったかいね……札幌の人たち、みんなやさしいね……」と何度もつぶやき、頷き合っていました。

いい1日でした

さて、2025年、宿木文庫を皆さんに届けるイベントへの参加は、ひとまずこれで終わりです。来年どうするかは未定ですが、「宿木文庫の新刊を携えて、皆さんとお会いしたいな」とは強く思っています。

今回、文学フリマ札幌に参加してみて、皆さんとの対話を楽しめたことが、何より嬉しかった。だから、「もしかしたら東京以外の地方都市(札幌以外も)に参加したほうが、しあわせな出会いが増えるのかも」という気持ちも芽生えています。

宿木屋として承るクライアントワークも日々あるなかで、どれだけリソース(書き手の時間はもちろん、予算も……笑)を割けるかはこれからの頑張り次第なのですが、この活動はメンバーのライフワークとして、楽しんでいきたいです。

宿木文庫を手にとってくださった方々、あらためてほんとうにありがとうございました。そして、これからも宿木文庫を応援してくださると嬉しいです。

短歌集『てのひらにほどけた雪の描き出すちいさな泉へ放つひかり』と、旅エッセイ集『往き、綾なす』の内容については、以下記事をどうぞ。

なお、宿木文庫はオンラインショップでも購入可能です。もし本記事を読んで「気になった」という方は、ぜひチェックしてみてください。

https://yadorigiya.booth.pm/items/6334466

https://yadorigiya.booth.pm/items/6334456

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