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ストレングスファインダーを5年後に再度受けてわかったこと

先日、宿木屋のメンバー全員でストレングスファインダーのテストを受け、その結果を共有しあって話し合う機会を設けました。この経験がとてもよかったので、皆さんにもお話したいと思います。

ストレングスファインダーとの出会い

ストレングスファインダーとは、GALLUPが提供する自己診断テストです。40分ほどかかるチェック式のテストを受けると、34個に分類された資質から、自分の強みである資質が順に並んだレポートを受け取ることができます。価格によってレポートを見られる範囲が異なり、安いほうだと「上から5つ分の『強み』」のみを、そして高いほうだとそれ以降も含めた「34の資質すべての順序」を見られます。

おそらく6~7年前、個々の資質について細かに解説した書籍(※この書籍を購入すると診断テストを受けられるアクセスコードがついてきます)がヒットしたので、そのときにストレングスファインダーの存在を知った方も多いと思います。

私も5年前に上記の書籍を購入し、ストレングスファインダーを受けました。本についていたのは5つの強みのみがわかる安いほうのアクセスコードだったので、「おお~私はこういう強みがあるんだ!」とニコニコして終わりました。当時は個人事業主として働いていたので、自分の強みを把握できるだけで十分だったのです。それに、強みを把握する目的は特にありませんでした。ふだんから診断ツールをつかうのが好きだったので、その延長線上で流行りの診断を受けてみよう、と思ったのです。

再度ストレングスファインダーを受けることにした理由

それから5年の月日が経って、再びストレングスファインダーに興味を持ったきっかけは、ある取引先の方がストレングスファインダーについて話したことでした。その会社のメンバーは、全員ストレングスファインダーを受け、かつ「34の資質すべての順序」をシートに一覧化したうえで、チーム全体の強み・弱みの状況を把握しているそうです。

私は法人成りして4期目の会社を経営しており、小数ながら共に働くメンバーがいます。実際挑戦すると難しいですが、常々「もっとメンバー全員が働きやすくて、強みを活かせる環境にしたいな」と思っています。そのため、取引先の一覧を見せていただいて、メンバーそれぞれの強みも知りたいと思い立ちました。

ちなみにこのストレングスファインダー、ほんとうは一人が何度もおなじテストを受けることを推奨していません。ストレングスファインダーで導き出される資質は、そうそう変わらないそうです。

私も本来であれば、5年前に受けたアカウントに紐づいているレポートに追加料金を払って、34の資質すべてを見るほうが適切だったと思います。しかし、当時つかっていたメールアドレスにログインできず、過去のアカウントにアクセスすることができなかったため、しぶしぶ新しくアカウントを作って、再びテストを受けました。

ここまでの経緯をまとめると、約5年の月日を経て、私は「個人で5つの強みを見る」から「チームで34の資質すべてを見る」へと条件を変えて、2度目のストレングスファインダーに挑戦した、ということです。

5年の間に強みは大きく変わっていた

まず、自分自身の診断結果についてです。私の上位5つの強みは、5年間で大きく変わっていました。この5年間のうちに、法人成りしたり、北海道にUターン移住したり、人間関係の相関図がガラリと変わったりと、色々なことがありました。環境が変わると、人って変わるんですね。事情があってしぶしぶ受けた再テストでしたが、「受け直して良かった」と結果を見て思いました。

宿木のストレングスファインダー結果一覧

そして面白かったのが、今回初めて見ることになった、5つの強み以外の部分です。特に、34の資質の中でも最下位に位置するもの、つまり弱みを見られたのは、正直強みを把握するよりもずっと重要なことのように思えました。(『強みを活かそう』というコンセプトで提供されているテストなので、あくまでこれは個人の感想です)

最下位に並んでいる弱みは、じつは最上位に並んでいる強みの裏側であったりもします。たとえば、私は『親密性』が最大の強みで、『包含』が最大の弱みでした。これはどういうことかというと、「誰かと深く、狭く関係性を築いていく」という感覚が強いからこそ、「みんな平等に仲良くしよう」という意識が極めて低いのです。そう考えると、自分の強みが時と場合によって弱みに転じるというか、強みと弱みは表裏一体なんだということに気付かされます。

自分の強みをより強化したり、活かしたりする意識はもちろん大切ですし、私は今回の診断で出た強みをもっと伸ばそうと思いましたが、それと同時に、強みの裏側には弱みが潜んでいるということは、決して忘れたくないと思いました。もしも今からストレングスファインダーを受ける人がいるならば、ちょっとお高いですが、ぜひ34の資質をすべて見られるほうを選んでいただきたいです。

チームで共有してわかったこと

さて、次にチームでの共有についてです。チームメンバーの34の資質を一覧で俯瞰してみると、そこにはじつにたくさんの気付きがありました。特に、今回、一覧を見合って全員で話す機会を設けたなかで、メンバーそれぞれが下記のような切り口を与えてくれたのがよかったです。

  • ある資質について、「強い人」と「弱い人」の差分が大きいところはどこか(=ここは「強い人」が率先して補完しようと意識できそう)

  • 全員が「強み」になっている資質はどれか(=宿木屋という会社の強みとも言い換えられそう)

  • 全員が「弱み」になっている資質はどれか(=今後あたらしいメンバーを採用するとき、この部分を強みとする人が入ってくれると良さそう)

こういった切り口を踏まえて一覧を見ながら、「なるほど、私はこういうところで活躍すればいいのね」であるとか、「会社として進むために課題になってくるのはここか」であるとか、一緒に働くうえで活かせる気付きを全員で共有することができました。

加えて、「〇〇さんはこれが強みだから、ふだんの仕事でもその強みが出ているんだね」とか、「〇〇さんと話していると、この強みを感じることが多い」といった話がふくらむことで、お互い褒め合えるのもよかったです。それぞれのメンバーの上位5つの強みを見ると、名前を隠してもその人だとわかるくらい、その人らしい結果が出ていました。

お互いの強みと弱み、そしてチーム全体で伸ばすべきところ、補完すべきところが明確になっただけでなく、それを全員で共有することで、より強固な一体感が醸成できたと思います。今回の試みは、ほんとうにいい機会でした。

その後、ふだん通り日々お仕事に取り組んでいますが、私は業務をお願いするとき、たびたび「この人の強み・弱みを考えたとき、依頼する内容や範囲が適切かな」と振り返るようになりました。すべてを個別化することはできないにしろ、そういうすこしの配慮をお互いがすることで、働きやすさがまた増すのではないかな、と個人的には思います。

34の資質を、コラボレーション相手と共に

そんなこんなで、ストレングスファインダー、ぜひ皆さんも試してみてください。置かれている立場や働き方はそれぞれだと思いますが、きっといろんな気付きを得られるはずです。個人的には、34の資質すべてを見られたほうが、より多くの発見があると思います。また、可能であれば、働く仲間と一緒に、あるいは人生において協力関係を築いていく人と一緒に受けて、結果を共有することにもぜひチャレンジしていただきたいです。

【追記】あとから調べて知ったのですが、「ギャラップ認定ストレングスコーチ」なるものが存在しているんですね……!そういう知見のある方から見たら、今回の私の気付きや活かし方は間違っていたり、些細なTipsだったりするのかもしれませんが、あくまでひとつの「ストレングスファインダー最高だったよ」という体験談として、共有できればと思います。


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