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文化としての直観医療― 国際的な議論の場で見えたこと ―

直観医療」という言葉を聞くと、
多くの方が少し身構えてしまうかもしれません。

日本では、
医療は科学的であるべきもの、
スピリチュアルは非科学的
個人的な信仰や感覚のもの、
というふうに、
明確に線を引いて考えられることが多いからです。

私自身も、
長く医療の現場に身を置いてきた人間として、
その感覚はとてもよく理解しています。

一方で、
海外の医療やホリスティックな現場では、
心・身体・環境・エネルギー・霊性
分けて考えない文化が、
ごく自然に存在しています。


私が直観医療という視点を
より深く学ぶきっかけを与えてくださったのが、
医師であり直観医療者でもある
クリスティン・ペイジ先生でした。

そんな尊敬する先生が、
再び来日された際――


2023年12月、
日本ホリスティック医学協会の協力のもと、
クリスティン・ペイジ先生、
日本のホリスティック医学を代表される
医師の降矢英成先生、
そして
親日家でドイツを中心にご活躍中の
ホリスティック心理士である
マンフレッド・クラメス先生との
鼎談に立ち会う機会をいただきました。

私にとって、
直観と医療の関係をあらためて見つめる
視点とともに、
直観医療の必要性や将来への可能性を深く感じる
忘れがたい時間となりました。

その時のテーマは、
「目に見えない病気の原因
― spirit(霊性)の影響を診る ―」。

この場では、
霊的な影響を
断定的に語るのではなく、

一つの視点として丁寧に検討する
非常に冷静で学術的な対話が行われていました。

心・身体・魂・精神(霊性)のつながり

こうした議論が、
海外では決して特別なものではなく
ホリスティック医療の文脈の中で
自然に扱われている
ことを、
私はその場で改めて実感しました。

そして
この時に得た知見については、
私自身すでに感じていたこととも
深く重なるものでした。

ただ、
日本ではまだ十分に語られているとは
言えない領域でもあるため、
またあらためて
別の機会に綴っていけたらと思っています。


目には視えない世界の話は、
ときに構えて受け取られがち
です。

けれど実は、
症状や現象の背景を探るうえでは、
とても大切な視点
でもあります。

「こういう視点もある」
「こういう在り方で関わっている人がいる」

そのことを、必要な方にだけ、
そっと知っていただけたら。

そんな思いで、こうして言葉にしています。

今の自分の感覚に合うものを探している方が、
静かに立ち寄れる場所であればいい。

直観医療という言葉が特別なものではなく、
人を全体として尊重する
ひとつの文化的な視点
として
受け取られる日が来ることを
心に願いながら。