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まちの階段ダイスキの薦メ

写真の整理のついでに、好きだった場所の写真をお気に入り★するようにしていると、名もなきまちの階段の写真が多いことに気づいた。いくつかをまとめて取り上げてみようと思う。

①わざわざ専用階段

左が共通、右が専用
右が共通、左が専用
旅館の勝手口につながるミニ階段

どれも、みんなが使う階段じゃなくて自分たちだけだから、使いやすいように踏面が広めだったり、不要だから手すりがなかったり。配慮<必要十分という感じの形状や付属物になっていて、軽さがある。

特に3つ目の旅館は、階段周りの屋根に登れそう、そのまま窓から中に入れそう、というくらいの位置関係になっていて、普段行けないところに行けそうな感じが余計に魅力的なんだと思う。ここで鬼ごっこがしたい。笑

必要十分、という言葉で表したけれど、形をつくる文脈に目がいくのは、ゼミの宮本さんの影響に寄るところだと思う。
https://www.shokokusha.co.jp/?p=1736

宮本さんの言う環境ノイズエレメントはもっと地形的、文化的条件や時間軸の広がりがあって学問化しているので別物だけど、この視点は確実に影響を受けている。

②連続視線誘導

二棟にまたがる階段
公共の階段とおうちの階段
明らかに日常遣いではない軽快な階段

階ごとに形が異なるゆえに、出会った瞬間に下から上へ目でルートを辿ってしまうような階段たち。私は普段9割ほどの写真を横長で撮るのだけど、これらは無意識に縦長で撮っている。

踏面や蹴上がワンフロアの範囲内で均一であることで、フロアごとの形の違いという違和感が目立った結果、目で追ってしまっているのかもしれない。これも使い手にとって必要十分の形だと思う。

2つ目なんかは、実際には全く接続していないし形式も全く異なる二つの階段が、ぱっと見では関連性を持っていそうな流れをもっていて面白い。
 公共↔︎住宅内
 コンクリート↔︎鉄骨
 箱型階段↔︎オープン階段
 灰色↔︎黒
これも踏面や蹴上の均一さでリズムができるからだろうな。

もしかしたら似ているかもしれないものを無理矢理まとめたけれど、ちょっと考えが深まった気がする。

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