フォロワー5万人でも集客できなかった。学習タイプ診断を作って変わったこと
SNSのフォロワーが増えれば、サービスの利用者も増える。
以前は、私たちもどこかでそう考えていました。
実際に、私たちが運営する英語学習アカウントは、フォロワー5万人を超えるまでに成長しました。

投稿への反応もある
動画も見てもらえる
コメントも付く
それでも、オンライン英会話の登録には、思うようにつながりませんでした。
SNSの運用自体はうまくいっている。
でも、サービスの集客には結び付かない。
この間にある大きな壁を、どうすれば越えられるのか。
私たちが考えた答えの一つが、MBTI風の学習タイプ診断でした。
今回は、なぜ診断ツールを作ったのか。
そして、SNSとサービスの間にどんな変化が起きたのかを書いてみます。
SNSを見る人と、英会話を始める人は同じではない
SNSで英語学習の投稿を見ている人が、全員オンライン英会話を探しているわけではありません。
英語のフレーズを知りたい
短い動画を楽しみたい
自分の英語力を試したい
なんとなくタイムラインを眺めている
目的は人によって違います。
そのため、投稿の途中で突然、
「無料体験はこちら」
「オンライン英会話へ登録してください」
と案内しても、なかなか動いてもらえません。
サービスに興味がないというより、まだ申し込む段階まで気持ちが進んでいないのだと思います。
SNSを楽しむことと、英会話を申し込むこと。
この二つの間には、思っていた以上に距離がありました。
公式アカウントは、宣伝に見えた瞬間に弱くなる
個人の講師が運営するアカウントでは、その人自身の魅力が集客につながることがあります。
人柄が好き
この先生から習いたい
この人の話をもっと聞きたい
そう思ってもらえれば、サービスへの案内も自然です。
一方で、企業やサービスの公式アカウントは少し事情が違います。
役立つ投稿をしていても、サービスを紹介した瞬間に「宣伝だな」と思われやすい。
SNSでは、売ろうとするほど距離を置かれてしまうことがあります。
だからといって、サービスを一切紹介しなければ、フォロワーが増えても売上にはつながりません。
宣伝には見せたくない。
でも、サービスを知ってもらう入り口は作りたい。
この難しさは、多くの企業アカウントが抱えているのではないでしょうか。
サービスを売るのではなく、まず自分を知ってもらう
そこで私たちが注目したのが、診断コンテンツでした。
MBTIなどの性格診断は、SNSととても相性が良いコンテンツです。
結果を見ること自体が楽しい
友人と比較したくなる
「当たっている」とコメントしたくなる
結果をシェアする理由もあります
私たちは、これを英語学習に応用できないかと考えました。
人によって性格が違うように、勉強の進め方にも違いがあります。
毎日少しずつ進める人
期限が近づいてから一気に集中する人
先に理屈を理解したい人
まずはやってみながら覚える人
一人でじっくり進めたい人
誰かと話しながら学びたい人
こうした学習のクセが分かれば、自分に合う勉強法も見つけやすくなります。
そこで作ったのが、いくつかの質問に答えることで、自分の学習タイプが分かる診断ツールです。
▼学習タイプ診断
https://www.worldtalk.jp/p/shindan

診断の目的は、面白い結果を出すことだけではない
診断コンテンツは、楽しければ広がりやすくなります。
でも、私たちが目指したのは、単なる占いではありませんでした。
診断結果を見た人が、「自分には、こういう勉強法が合うのかもしれない」と気付けること。
そして、学習を始めるきっかけになること。
そこまでつなげたいと考えました。
例えば、コツコツ型の人には、毎日の学習を続けやすい方法を提案する。
短期集中型の人には、期限や目標を設定した学び方を提案する。
会話しながら理解するタイプなら、講師とのレッスンを勧める。
一人で考える時間が必要なタイプなら、予習とレッスンを組み合わせる。
診断結果の先に、その人に合った学び方を用意する。
そうすることで、診断がオンライン英会話を知ってもらう自然な入り口になると考えました。
作ってみると、診断は意外と難しかった
診断ツールは、質問をいくつか用意すれば完成するように見えるかもしれません。
でも実際に作ってみると、難しい部分がたくさんありました。
特に苦労したのが、結果の出現率です。
試作版を動かしてみると、特定のタイプばかりが表示され、ほとんど出てこないタイプがありました。
これでは、みんなが同じ結果になってしまいます。
診断コンテンツの面白さは、
「私はこのタイプだった」
「あなたは別のタイプなんだ」
と、結果を比べられることにあります。
同じ結果ばかり出れば、その楽しさがなくなります。
そこで、質問内容や配点、判定ロジックを何度も見直しました。
質問の言葉を少し変える。
特定の回答に点数が偏りすぎていないか確認する。
実際に多くの人へ試してもらう。
そうした調整を重ねながら、診断結果のバランスを整えていきました。
見た目は楽しい診断でも、その裏側では地道な設計が必要でした。
キャラクターは、結果を覚えてもらうために作った
診断結果は、文章だけで説明することもできます。
でも、それでは少し記憶に残りにくい。
そこで、それぞれの学習タイプにキャラクターを設定しました。
キャラクターがあると、「私は○○タイプだった」と結果を覚えやすくなります。
SNSでも、文章より画像の方がシェアされやすい。
コメント欄でも、
「私も同じだった」
「家族で全員違った」
と会話が生まれやすくなります。
診断を拡散させるためには、診断の精度だけではなく、結果を人に話したくなる見せ方も重要です。
キャラクターは、そのための大切な役割を果たしました。

SNSで反響が広がり、サービス登録にもつながった
完成した学習タイプ診断は、まずワールドトークの会員や講師に試してもらいました。
診断結果は、サービス内のプロフィール情報として登録・表示できるようにしました。
これにより、
「同じタイプですね」
「このタイプなら、こんな進め方が合いそうですね」
といった、レッスン中のコミュニケーションのきっかけが生まれました。
講師にとっても、受講生の学習傾向を知る一つの参考になります。
その後、SNSでも診断を紹介しました。
すると、
「私はこのキャラクターでした」
「思ったより当たっている」
といったコメントが集まり、診断結果をシェアする人も増えていきました。
通常の投稿を見るだけではなく、実際に診断へ参加してもらえたことで、SNS上でも反応が生まれやすくなったのだと思います。
診断結果から、自然にサービスを紹介できた
診断ツールを作るうえで大切にしたのは、診断だけで終わらせないことでした。
診断結果には、その人のタイプに合った英語の学習方法を掲載しました。
そして、その流れの中で、
「あなたに合った英会話の学習法はこちら」
と、オンライン英会話サービスへ案内しました。
診断を受けた人にとっては、突然表示される広告ではありません。
自分の診断結果に合わせた、次の学習方法の提案です。
そのため、SNS上で直接サービスを宣伝するよりも、自然な形で本登録へつなげることができました。
すぐに登録しない人には、LINEへの導線を用意した
もちろん、診断を受けた人が、全員すぐにオンライン英会話へ登録するわけではありません。
そこで、
「さらに詳しい学習アドバイスを受け取る」
という形で、LINE公式アカウントへの登録導線も用意しました。
これにより、その場でサービス登録に至らなかった人とも、継続的につながれるようになりました。
LINEを通じて定期的に情報を届けることで、今すぐではない人にも、今後サービスを検討してもらう機会を作れます。
診断からサービス登録へ。
すぐに登録しない人はLINEへ。
一つの診断ツールから、複数の集客導線を作ることができました。

診断ツールが、SNSとサービスの間をつないでくれた
SNSからオンラインレッスンへ直接集客するのは、簡単ではありません。
特に企業やサービスの公式アカウントでは、サービスを紹介した瞬間に宣伝色が強くなってしまいます。
個人の講師であれば、「この先生から習いたい」という人とのつながりが、申し込みにつながることもあります。
一方で公式アカウントは、フォロワーが増えても、そのままサービス登録につながるとは限りません。
今回の学習タイプ診断は、その間に入る「集客の窓口」になりました。
SNSで診断を知る
実際に試してみる
自分の学習タイプを知る
自分に合った学習方法を見る
そこから、オンライン英会話やLINEへ進む。
診断という楽しめるコンテンツを一つ挟むことで、ユーザーに無理なくサービスを知ってもらう流れを作ることができました。
診断ツールは、単に遊んでもらうためのコンテンツではありません。
サービスとユーザーの距離を縮める、集客の入り口にもなります。
SNSのフォロワーは増えたけれど、サービス登録につながらない。
そんな課題を抱えている場合は、SNSから直接売ろうとするのではなく、その間に参加したくなる体験を置いてみる。
今回の取り組みを通じて、私たちはその重要性を実感しました。
もし、少しでも気になった方こちらから、一度学習タイプ診断をお試しください!

オンラインレッスン予約システム「WTE」では、予約や決済の仕組みだけでなく、学習系診断ツールの企画・開発についてもご相談いただけます。
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そんな方は、お気軽にご相談ください。
