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行政書士試験の勉強に役立った資格【宅建・FP2級・日商簿記2級】

行政書士試験の勉強を続けるうちに、ふと気づいたことがあります。

「民法は、宅建と範囲が被っているな」「FPで勉強した内容と似ているな」。
そんな瞬間が、思っていたよりずっと多かったのです。

今まで取ってきた資格が行政書士試験につながるとは、あまり意識していませんでした。

今回は、過去に取った資格が行政書士試験の勉強でどのように役立ったのか、記録としてまとめておこうと思います。
これから勉強を始める方や、すでに他の資格を持っている方の参考になればうれしいです。


宅建は、民法の理解に役立った

行政書士試験の勉強で最初に「あ、これ知ってる」と感じたのが、民法でした。

宅建試験でも民法は出題されます。契約、代理、時効、抵当権など。
行政書士試験で登場する用語や概念の多くが、宅建の勉強で一度は目にしたものでした。

同じ「民法」とはいえ、宅建試験よりも行政書士試験の方が範囲は広い。
でも、「はじめて見る」と「一度見たことがある」では、理解のスピードがまるで違います。

また、テキストを読むことへの抵抗が薄れていたのも大きかった。
宅建の勉強で法律用語に慣れていたおかげで、行政書士試験のテキストも比較的スムーズに読み進めることができました。

宅建は不動産の資格ですが、民法という共通の土台がある。
すでに宅建を持っている方は、民法の勉強で少し有利に感じる場面があるかもしれません。

FP2級は、相続・社会保険などで知識がつながった

FP2級の勉強が役立ったと感じた分野の一つが、相続・遺言・贈与でした。

ただ正直に言うと、相続については宅建の勉強でも触れていたので、「FP2級のおかげ」というより「宅建とFP2級、両方で積み重ねてきた知識がつながった」という感覚に近かったです。

宅建→FP2級という順番で受験してきたこともあって、相続の知識は気づかないうちに少しずつ蓄積されていたのかもしれません。

また、FP2級ならではの強みを感じたのは、社会保険や年金の分野です。
FP2級の学習範囲には社会保険制度が含まれており、行政書士試験の一般知識を勉強する中で、関連する問題を見かけたことがあります。

「勉強したことがある内容だ」と思えるだけで、焦らずに問題に向き合うことができました。

一つの資格だけでは気づきにくくても、複数の資格の知識が重なることで理解が深まることがあります。
FP2級の勉強を通じて、そんなことを感じました。

日商簿記2級は、会社法の理解で役立つ部分も

日商簿記2級の勉強が少し役立ったと感じたのは、会社法の分野でした。

行政書士試験では会社法も出題範囲に含まれます。
資本金、剰余金、資本準備金といった用語が登場するのですが、日商簿記2級を学んでいたおかげで、このような言葉に対する抵抗がありませんでした。

貸借対照表がどういうものか、資本金や剰余金が会社の財務においてどんな意味を持つのか。
そういった感覚が土台にあると、会社法の内容が理解しやすくなるのではないかと感じています。

ただ、日商簿記2級の勉強が活きる場面は限られていて、あくまで「会社法の一部で役立った」という程度ではあります。

行政書士試験のために簿記を取る必要はないと思いますが、すでに持っている方は会社法の勉強で少し楽に感じる場面があるかもしれません。

番外編:一般知識の問題は、大学受験を思い出した

番外編として、一般知識(基礎知識)についても書き残しておこうと思います。

行政書士試験の一般知識には、文章読解の問題が出題されます。
接続語を選んだり、文章を並び替えたりする形式です。

私が過去に受験したセンター試験の現代文と比べると、かなり易しい印象でした。
大学受験の経験がある方であれば、特別な対策をしなくても解きやすいのではないかと思います。

また、社会問題に関する出題は、日ごろからニュースや時事問題に関心を持っていたことが、そのままアドバンテージになりました。
試験対策として意識して勉強した内容というより、普段の習慣が活きた形です。

政治・経済・社会については、正直なところ、分野によってかなり差がありました。
社会問題には日ごろから関心を持っていたので、解ける問題が多かった。
一方で、政治・経済はあまり手応えがなく、本番でもほとんど正解できませんでした。

一般知識は「対策しにくい」と言われますが、実際に解いてみると、得意・不得意がはっきり分かれる分野だと思います。
社会問題への関心や読解力など、日常の習慣が活きることもあれば、政治・経済のように知識不足を感じる場面もある。

まとめて「一般知識」とくくらずに、分野ごとに自分の状況を把握しておくと良いかもしれません。

これまでの資格は無駄にならない

行政書士試験の勉強を通じて、改めて感じたことがあります。
それは、過去に取った資格は無駄にならないということです。

宅建で民法の土台ができていた。
FP2級で相続や社会保険の知識が積み上がっていた。
日商簿記2級で会社法の用語や会計の仕組みに抵抗がなくなっていた。

それぞれ別の目的で取った資格ですが、思わぬところで知識がつながっていました。

資格の勉強をしているときは、その資格のことだけを考えています。
でも知識はどこかで眠っていて、別の場面でふと顔を出す。
遠回りに見えた勉強が、後になって力になっていたと気づく瞬間もありました。

これから行政書士試験に挑戦する方で、すでに何か資格を持っている方は、その知識を自信にしてほしいと思います。

行政書士試験に直接つながる内容ではなくても、今まで学んできたことが、思わぬ形で役立つことがあるかもしれません。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今後もnoteマガジン「行政書士試験 合格までの勉強記録」で、行政書士試験の勉強についての体験記を更新していきます。

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