介護士の年収・給料・手取りのリアル|処遇改善・夜勤手当・地域差まで徹底解説【2026年版】
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「介護士の給料って、実際いくらもらえるの?」
「手取りにするとどのくらい?」
「夜勤をすれば年収はどう変わる?」
「都市部と地方で給料は違うの?」
介護職を検討するとき、最も気になるのがお金のことではないでしょうか。
「給料が低い」というイメージが根強い介護職ですが、2026年現在は国の処遇改善施策が継続的に進み、資格・夜勤・施設の種類によっては年収500万円以上も十分に現実的になっています。
この記事では、介護士の年収・給料・手取りを数字で徹底的に解説します。「自分はいくらもらえるのか」を具体的にイメージできるように設計しました。
目次
介護士の平均年収(2026年最新データ)
資格・経験年数別の年収目安
手取り額のシミュレーション
夜勤手当が年収に与えるインパクト
施設の種類別・年収の違い
都道府県別・地域差のリアル
処遇改善加算とは何か
介護士が年収を上げる3つの方法
まとめ
1. 介護士の平均年収(2026年最新データ)
厚生労働省「令和5年度介護従事者処遇状況等調査」によると、介護職員(常勤・月給制)の平均月収は約32万円(各種手当・処遇改善加算込み)、年収換算で約384万円です。
ただし、この数字はあくまで平均値です。夜勤の有無・資格の有無・施設の種類によって、実態は大きく異なります。
無資格・未経験(パート含む): 250万〜330万円
介護職員初任者研修あり: 290万〜380万円
介護福祉士(夜勤なし): 320万〜400万円
介護福祉士(夜勤あり・月4〜5回): 370万〜500万円
ケアマネジャー: 380万〜520万円
施設長・管理職: 500万〜700万円
2. 資格・経験年数別の年収目安
入職〜3年目(無資格・初任者研修)
介護補助・無資格でスタートした場合、月給は18万〜22万円が中心です。初任者研修を取得すると月1万〜3万円程度の資格手当が加算される施設が多く、早期取得が収入アップの第一歩です。
3〜5年目(実務者研修・介護福祉士取得)
実務3年以上で介護福祉士の受験資格が得られます。取得後は月給が3万〜5万円アップするケースが多く、年収で30万〜60万円の差が生まれます。夜勤ができる体制が整っていれば、年収400万円台が見えてきます。
5〜10年目(介護福祉士×夜勤×リーダー)
介護福祉士取得後、リーダー職・主任への昇格が視野に入ります。施設によっては役職手当が月2万〜5万円加算されます。夜勤をこなしながらリーダー職につけば、年収450万〜500万円も現実的な水準です。
10年目以降(ケアマネ・管理職・独立)
ケアマネジャー資格取得後は年収380万〜520万円が目安。施設長・管理職になれば500万〜700万円のレンジに入ります。
3. 手取り額のシミュレーション
「額面年収」と「手取り」は異なります。社会保険料・所得税・住民税が引かれるため、実際に口座に入る金額は額面の75〜80%が目安です。
額面年収300万円 → 手取り年収 約240万円(月収 約20万円)
額面年収350万円 → 手取り年収 約277万円(月収 約23万円)
額面年収400万円 → 手取り年収 約314万円(月収 約26万円)
額面年収450万円 → 手取り年収 約351万円(月収 約29万円)
額面年収500万円 → 手取り年収 約388万円(月収 約32万円)
※扶養なし・社会保険完備の場合の概算
4. 夜勤手当が年収に与えるインパクト
介護職の年収を語る上で、夜勤手当は最も重要な要素のひとつです。
夜勤手当の相場
準夜勤(夕方〜深夜): 3,000円〜5,000円 / 1回
深夜勤(深夜〜翌朝): 5,000円〜8,000円 / 1回
夜勤通し(夕方〜翌朝): 8,000円〜15,000円 / 1回
夜勤で年収はどう変わるか
月4回の夜勤(通し・手当1万円/回)の場合:
月4万円の夜勤手当
年間48万円のプラス
夜勤手当だけで年収が40万〜60万円変わることは珍しくありません。「夜勤があるから稼げる」という介護職員の言葉は、数字で見ると納得感があります。
5. 施設の種類別・年収の違い
同じ介護士でも、働く施設の種類によって年収水準が異なります。
特別養護老人ホーム(特養): 370万〜480万円・夜勤あり
介護老人保健施設(老健): 360万〜470万円・夜勤あり
有料老人ホーム(高級系): 350万〜500万円・夜勤あり
デイサービス: 300万〜380万円・夜勤なし
訪問介護: 280万〜400万円・夜勤基本なし
グループホーム: 310万〜400万円・夜勤あり(少なめ)
夜勤がある入所系施設の方が年収は高くなる傾向があります。ただし「夜勤なし・日勤のみ」で働きたい場合はデイサービスや訪問介護が選択肢になります。
6. 都道府県別・地域差のリアル
介護士の年収は地域によっても差があります。
東京都: 月収34万〜38万円
神奈川・大阪・愛知: 月収32万〜36万円
地方都市(政令市): 月収29万〜33万円
地方(中小都市): 月収26万〜30万円
ただし、生活コストも地域によって大きく異なります。
東京都内は月収が高くても家賃・物価が高いため、可処分所得ベースでは地方と大きな差がない場合もあります。地域を選ぶ際は「額面の月収」だけでなく「生活費を引いた後の実質の余裕」で比較することが大切です。
7. 処遇改善加算とは何か
介護士の年収を語る上で避けられないのが「介護職員処遇改善加算」です。
これは、国が介護職員の賃金底上げを目的に施設に支給する補助金制度で、施設がこの加算を取得・活用することで職員の給与が上乗せされる仕組みです。
加算の種類と影響
2024年度からは「介護職員等処遇改善加算」として一本化され、最上位区分(加算Ⅰ)を取得している施設では月額平均で1万5,000円〜3万円程度の上乗せがあるとされています。
求人票で確認すべきこと
求人票を見る際は必ず以下を確認してください。
処遇改善加算の取得区分(Ⅰ〜Ⅳ):Ⅰが最も高い
特定処遇改善加算の有無:ベテラン職員の賃金底上げが目的
ベースアップ等支援加算の有無:基本給のアップに使われているか
「月収30万円」と書いてある求人でも、処遇改善加算の取得状況によって実際の支給額は変わります。
8. 介護士が年収を上げる3つの方法
① 資格を取る
最も確実な方法です。介護福祉士を取得するだけで年収が30万〜60万円アップするケースは多くあります。
初任者研修(月1万〜3万円の資格手当)
実務者研修(受験資格の取得)
介護福祉士(最大のターニングポイント)
ケアマネジャー(年収380万〜520万円レンジへ)
② 夜勤を増やす
すでに説明した通り、夜勤手当は年収に直結します。体力・生活リズムと相談しながら、夜勤回数を増やすことが最速の年収アップ策のひとつです。
③ 施設・法人を変える
同じ介護福祉士でも、施設によって年収差が100万円以上開くことがあります。処遇改善加算の取得状況・賞与の回数・基本給の設定は施設によって大きく異なるため、転職によって年収を上げるのは現実的な選択肢です。
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9. まとめ
介護士の年収・給料のポイントをまとめます。
平均年収は約384万円(常勤・手当込み)
夜勤あり×介護福祉士で年収400万〜500万円は現実的
手取りは額面の約75〜80%
夜勤手当だけで年間40万〜60万円の差が生まれる
処遇改善加算の取得状況が実際の給与に直結する
年収を上げるには「資格・夜勤・転職」の3つが有効
「給料が低い職種」というイメージは、資格・夜勤・施設選びで大きく変わります。正しい知識を持って動くことが、収入アップへの最短ルートです。
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