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#64 キリスト教教育校を紐解く(小学校受験・小受)

2025年5月 一部リライト

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本noteは、私立小学校のキリスト教教育について、幼稚園・小学校受験(以下:お受験)の心構えとしてお伝えするものです。宗派の歴史や教えの違いなどの詳細は、文献等でご確認をお願いします。あくまで、お受験向けの話に留まっていることをご容赦下さい。

以前、Xにポストしましたが、宗教校においてのあらゆる教育の根っこには宗教教育があります。表面的に感じた魅力をいくら語っても、そこへの理解なくしては、ご縁も遠くなりますし、受かっても将来のミスマッチを招きます。

価値観の違いを認めるのも宗教教育の一つです。それで言えば、宗教教育がご家庭に馴染まないのも仕方ないことですから、素直に判断してください。


■カトリックとプロテスタント、聖公会

詳しい違いについては専門家にお任せしたいと思いますが、ここではお受験の心構えとして知っておくべき違いをお伝えします。

・スタイルの違い

簡単に言うと、カトリックが神父様に教えを乞う受け身型のスタイル、プロテスタントがみんなでお祈りをする参加型のスタイルのイメージです。聖公会は中間とされますが、お受験においてはプロテスタント寄りで捉えて良いと思います。

知識の習得については、カトリックが「これから学びます」のスタイルに繋がり、プロテスタントが「もちろんすでに参加してます」のスタイルと繋がることになります。

・校風の違い

スタイルの違いは校風にも繋ります。女子校を中心としたカトリック校は、神父様やシスター(学園全体)の指導は絶対という雰囲気が強いです。親の出番については、あくまで自主性に任されます。

青山学院・東洋英和女学院を代表とするプロテスタント校は、学校運営も皆で築いていく校風が強くなります。従って、学校行事や運営に関する親の出番も多いです。プロテスタント校では親の出番が多いと耳にすると思いますが(特に附属園)、このような宗教的背景があることを理解すると納得感があります。

入学後のミサや礼拝についても、参加型のプロテスタントは日曜礼拝を強く指導され、カトリックについては強制力はほとんどありません。

聖公会については、実際の教えは中間とされますが、校風はプロテスタント、礼拝や教えについてはカトリック寄りと、いいとこ取りとも言えます。立教女学院が有する、聖心女子学院の厳かな環境と青山学院の伸び伸びさが融合したような校風が人気なのも、このような背景があると言えるでしょう。 

※教会でのお祈りのことを、カトリックはミサ、プロテスタントは礼拝と呼びます。

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