ペーパークイリングのご祝儀袋
皆さんはペーパークイリングをご存知ですか?
〜ペーパークイリングとは〜
クイリング(又はペーパーフィリグリー、コイリングともいわれているそうです)は、15~16世紀頃、フランスやイタリアの教会の修道女が宗教的用具を美しく飾るために紙で装飾した事が始まりと言われています。その芯となる部分に鳥の羽を使った事が鳥の羽(クイル)と呼ばれていた事からクイリングと呼ばれる様になったとも言われています。(諸説あり)
現在はアメリカやヨーロッパなどでホビーとして広く愛されています。
私はこのnoteにも記事として記してありますが、10年前に乳がんになりました。それまでずっと料理の仕事をしていましたが、乳がんになり、料理の仕事を辞めて手術後治療に専念する時期がありました。
ただ家に1人でいて、何かやろうとすれば体調が優れない。。病院に行って病気と向き合う日々。
ホントに今まで経験した事のない時間を過ごしていました。
そんな時、お友達が
「うちにお茶しに来ない?」と誘ってくれました。
お友達のお家にお伺いすると、玄関アプローチからお部屋の中まで、素敵な額装がたくさん飾られていました🖼️
私はその初めて目にする作品達に一気に魅了されました。
「うわぁ❣️凄いね❗️これは紙なの??」
と聞くと、
「うん!ペーパークイリングと言ってね、母が全部作ったものを飾ってるの🌸」
と、当時83歳のお母様が製作されたものを飾っていると話してくれました。お友達もお母様も東京から栃木へ引っ越しされたそうで、東京にいた時からの趣味なのだと教えてくれました。
私はこの一瞬でペーパークイリングにハマりました。
簡単な体験もさせてくれて、益々興味が湧いて、家に帰ったらクイリングの道具やペーパーなど必要な物をネットでポチりと購入してました!
あの日、道具が届いてから今年で9年目。
今では週5日はクイリングをしている様な沼生活になっています😂
初めは自己流、分からない所はお友達のお母様に教わりに行ったりしました。だんだん技術も身につけたくなり、通信のお教室で資格まで取得。
作品を作っては誰かにプレゼントして1年が過ぎた頃、
「どこかで販売とかしないの?こんなに素敵なの、もらうの悪いよ!販売してくれたら購入出来るから!どこかで販売しなよ!」
と言う様なお声掛けをいただく機会が増えてきました。
この事がきっかけでminne、creema、BASEでのネット販売を始めたのでした。
私は作品販売を始めるにあたり、フードコーディネーターとして料理の商品開発やメニュー開発の仕事などしていた経験から、販売するには「これ❗️」というメインとなる作品が必要だと思っていました。
販売の基本とする作品はどうする?
と考えて、私は作り手としても幸せになれる様な気がして、「ご祝儀袋」をメインに製作していく事に決めたのでした。

とても時間がかかるので、量産は出来ない。
なので、1つ1つ丁寧に仕上げてお作りしていく。
フードコーディネーターをやっていた経験からなのか、作品の色合わせがとても綺麗✨✨と言っていただく事が凄く多くて、
「どこかで色彩の勉強されたんですか?」
と聞かれる事がホント多かった。
私は「何も勉強していません。もしかしたら料理の仕事をしていたので感覚として自分の中に色の組み合わせがあるのかも知れません。」
と、毎回なんとも申し訳ない様な返答しか出来なかった。
ネット販売を始めてから3年目くらいの頃、私はいただいた後も飾って記念になる様にと製作した「飾れるご祝儀袋」と言うご祝儀袋を掲げてイベントなどに出展していました。
丁度その頃に出展したイベントで、この「飾れるご祝儀袋」がNHK国際放送様の取材を受けた事があり、(私は出ないでレポーターの方が作品を紹介する)今までの経験などを評価していただいた様でとても嬉しかった事を今でも覚えています。


今ではネット販売の他にも地元の雑貨屋さんなど委託販売もさせていただいたり、イベント出展してみたり。

ホント、乳がんになったあの時、ペーパークイリングに出会った事により、あっという間にクイリング沼にどっぷりとハマった。ハマった事により、今ではこんなにもご祝儀袋作家として楽しむ事が出来ている。

感謝しかないです🌸
元々手先は器用な方だったので、料理も好きで、ハンドメイドも好き。私の手が生かされたこの2つの仕事は、まさに沼にハマった結果だったのだろうな✨と今なら胸を張って言える。

あの時、病気になった事は残念だったけど、病気にならなかったら、お友達の家にお茶🫖に行かなかったかも知れない。そうしたら、ペーパークイリングとは出会わなかったかも知れない。
メインの作品を「ご祝儀袋にしよう!」と決めた時、悔しい言葉もいただいたりしたけど、「なんでご祝儀袋なの?」と言われた事もあったけど、今ではリピーター様もいらっしゃる✨諦めないで作り続けてきて良かった🌸
そう。全ては必然的なんだと思う。
今では私がクラフト作家となっている事も。
そう思ってこれからも喜んでいただける様な「ご祝儀袋」をこの私の手👐🏻でお作りして行きたいと思います☺️

るるさんの#手の記事にゆるりと☺️🍀
