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cinemakicks
〖詩〗#2
みなさま、こんにちは。
今回も短い詩を7篇お届けします。
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『梅雨』
あなたの吐息につつまれ
わたしはうだる
雨にうたれる紫陽花だけが
そんなわたしを見知っている
『蝸牛』
あなたという大きな葉の上に
ぴったりと躰を密着させ
シャワーのような雨に
うっとりする
わたしは蝸牛
『独』
今日もわたしは
自分だけの空間で
言葉も
心も
交わすことなく
一日を過ごす
『希』
ひっそりと死んでゆきたい
ひっそりと生きているのだから
『夏』
けだるい夏の昼下り
ひとりになりたいの
さざ波の音だけ聴いて
昼寝させてよ
男女の甘い会話
にがい思い出
あなたの名前も
すべて波に消えてしまえ
太陽の熱に焼かれ
気がふれたふたり
求めあったことなど
海の藻屑となればいい
潮風に頬を撫でられ
まどろみの中
忘れられずにいる
あなたの唇
『棲』
あなたにだけは
見つかりたくない
わたしに棲みつく娼婦
『恋愛』
あなたとの会話
交わす口づけ
かさねる躰
すべてはわたしの頭の中の出来事
あの時
通りすがったあなたが
今日のわたしの相手
さて明日は誰と過ごそう
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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
次回もお楽しみに。
