母にもう一度会えるなら。
母が亡くなって7年が経ちます。
母の面影を思い出しては、
もう一度会えたらどんなに...
と思うことが沢山あります。
私の母は子宮体ガンを患い、闘病生活のあと他界しました。
闘病生活での母の葛藤と、
周りで支え見守る家族たちが
病院の治療方針に複雑な思いを巡らせながら、
当時の気持ちを振り返ったノンフィクションの話です。
ガン治療、抗がん剤治療の痛み。
ホスピス病棟の内情や見守る家族の想い。
ホスピスとは?
本当に病人が望んでいたことって何?
遺された家族は何を思うのか?
何か他にしてあげられることはなかったのだろうか?
私が後悔しているのは、
生きているうちに伝えたい想いを伝えられなかったこと。
どうしようもできない病や死に直面したときの人間の脆さや命の儚さについて思うことを赤裸々に綴りました。
今、闘病生活をしているガン患者やそのご家族が、
「苦しみや困難を抱えながら、病に立ち向かうために今何をすべきか?」
悩んだとき、答えを出すときの
何かしら参考になる一役を担えたら
この文章を書いた私も苦しんだ母も
報われるんじゃないかなと思い、
執筆しました。
ガンとの闘いは、当の本人にとって
ものすごく辛いものだったと思います。
そばで支えていた私たち家族も、同じく辛い思いをしました。
母を亡くした今、思うこと。
これは、大切な人を失って哀しみに暮れた経験のある人のみならず、
ガン患者やそのご家族で、今
困難や苦しみに打ち克とうと葛藤している最中の人にも
ぜひ読んでいただけたらと思います。
もう二度と会えない
母を亡くした
母を亡くしてから半年の間、もうこの世にはいないことを受け容れられず、
電話したらまた話せるのでは?としばらく思っていた。
母の葬儀や埋葬にも参加した。身体は納骨されて、母が亡くなったことは確認できていた。
もう二度と話はできないし、会いに行ってもどこにもいないことは、よく理解していた。
哀しかった。
哀しいけれど、それ故に、まだどこかに母がいるんじゃないかと、
心のどこかで期待している自分がいた。
半年経ってから、母はもう本当にいなくなったんだと実感した。
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