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1997年12月20日(土)《BN》

【道:前田まえだ 法重のりしげ中島なかしま 一州かずくに原田はらだ 公司こうじ大塚おおつか ひとし中尾なかお 智史さとし本田ほんだ ひとし
「ポケモンショック!NEOGEO」
「確かにショックだけどポケモンは100メガじゃないと思うぞ」
 思い出したように話題を提供した大塚 仁の声を聞いて、原田 公司がすかさずツッコミを入れた。ここは居酒屋『道』。外は寒い中、たくさんの客が暖かい料理とお酒を求めて来店している。前田 法重と主食がアルコールのメンバーたちも予定時間に宴会を開始しており、まだまだ絶好調のペースでアルコールを消費している。現在テレビ放映中で大人気のアニメポケットモンスターであるが、12月16日に放映された番組内の表現において、画面の激しいフラッシュや点滅が多用されていた。そしてこれを見ていた一部の視聴者が体調不良を訴えて、病院に救急搬送されたものがいたのである。体調不良を訴えた人数はかなり多く、一説によると600人を超えるとこのとだ。これまでのテレビ番組においてこれほどの現象は初めてであり、今後のテレビのあり方にも影響を与える事象になるであろう。この事例を巷ではポケモンショックと命名しており、このショックという言葉がネオジオのCMの100メガショック!を連想させ、大塚が先程の言葉を述べたのである。
「俺も見てて確かにちょっと演出がチカチカするなとは思ったけど、気分が悪くなるまではなかったかな」
「俺たちそんなに集中して見ないからね。子供はそれこそ瞬きも忘れて集中していると思うから影響が大きいのかな。見せてなくて良かったかも」
 実際に番組を見ていた前田が感想の言葉を漏らし、それに中島 一州も考えを口にする。影響が大きかったのはやはり子供達だったようであり、アニメへの集中度合いもそうであるが、体の発達的にもまだ対応ができていなかったのかもしれない。中島にも5歳と2歳の息子ともうすぐ1歳になる娘がいるが、ポケモンのアニメは見ていないのである。
「でもどうせだからポケモンとNEOGEOでコラボでもすればいいと思いますがね。100メガパワーピカチュウとかで」
「何がどうせだからかは全く理解できないし、ピカチュウの技の単位はボルトですよ。しかも100メガて」
 話の流れ的にピカチュウとNEOGEOが絡んでいるのでいっそのこと一緒に何かやれば良いと本田 仁が口にしたが、そもそも一緒にしているのはこの場だけであり、100メガという単位とピカチュウが全く結びつかないことを呆れながら中尾 智史がツッコミを入れたのであった。

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