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2001年5月15日(火)《MR》

【戦士試験場:横山よこやま 真弓まゆみ坂上さかがみ 直哉なおや櫻木さくらぎ 美雨みう松島まつしま 明日香あすか滝川たきがわ 亜佳里あかり沖本おきもと 蓮香れんか大塚おおつか ひとし
「それではこの後、戦士の適性判断と、罠解除士、僧侶、魔術師の能力解放を実施いたします。15分の休憩を挟んで戦士の皆さんはあちらにいる坂上さんの場所に移動して、それ以外の職業の方はここに戻って来てください」
 全体的な説明を終えた滝川 亜佳里がこの後の予定を説明し、冒険者達は一旦休憩に入った。ここは午前中の戦士試験場。本日は合格した24期冒険者達が召集されており、オリエンテーションと称して全体的な説明会が行われている。そして説明会自体は先程終了しており、この後はいつも通り適正判断と能力解放が行われる予定となる。
「じゃあ今日もよろしくね。蓮香」
「まっかせなさい。と何とか言えるようにはなった」
 この後の能力解放について櫻木 美雨が声をかけ、それに実際に能力解放を行う沖本 蓮香が返事を返す。沖本が能力解放を担当したのは17期試験からだが、何ぶんこれを行うのは年に2回しかないので、なかなか慣れるものではない。ただ前回の23期試験の時にはだいぶん落ち着いて能力解放を行えるようになった感覚はあるので、今回はそれ以上に楽に行えるであろうという気持ちがあるのだ。
「それでは皆さん揃ったようですので、今から能力解放を行います」
 このように発した松島 明日香の声を聞いて、冒険者達は言われた通りに1列に並ぶ。そして1人ずつ沖本が能力を解放していった。このあと能力解放も適正判断も何事もなく終わりを迎える。そして冒険者達は軽い満足感と共に試験場を後にした。
「どうだった。誰か光る人はいたかな」
 冒険者達がいなくなった試験場の入り口付近に集合して滝川が声をかける。これに答えられるのは能力解放を行った沖本と適正判断を行った坂上 直哉の2人だけである。
「潜在能力が高かったのは罠解除士の長嶋さんと、魔術師の成川くんだと思います」
「戦士は江頭くんは起源系では抜けてますね。後は神技系の廣田さんかな。冷静沈着で動きが合理的です」
 能力が高いことを感じた冒険者達を共有し、この後は全員で軽く片付けを行って、昼食を食べに『南食レストラン』に向かったのであった。


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