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2026年2月2日(月)《GB》

《香水は私はまったく使いませんが、別に否定をしているわけではないです。ただつけ過ぎて強く匂いすぎるのはやめて欲しいかもです》
【オジョーの部屋:富田とみた 正継まさつぐ・オジョー】
「どうした正継、あまりじろじろ見られると私も少し恥ずかしいぞ」
「あ、いや、何でもない」
 会話が途切れてお互いに飲み物を口に運んでいたが、強烈な視線を感じたオジョーがそのことを伝え、それに富田 正継は多少動揺しつつ返事を返した。ここはオジョーの部屋。富田は午前中はいつものように戦士鍛錬場で鍛錬を行い、ゲーム&喫茶『AXIS』喫茶部で昼食を食べる。そしてその後、約束に従ってオジョーの部屋へとやってきたのである。いつものようにオジョーと一緒にテーブルに座り、いろいろな情報交換を行う。まったく通常通りの時間を過ごしていたが、次第に富田は違和感を感じるようになる。その違和感の正体がはっきりとはわからないが、1つ言えるのは今日のオジョーはいつもよりも魅力的だということだ。当然いままでもオジョーのことを可愛いとは認識していたが、今日のオジョーはそれを遥かに凌ぐほどに魅力的なのである。その理由を確かめるために、富田はオジョーを凝視していたのである。
「わからん」
「何だ、何がわからんのだ」
 思わず漏らした富田の言葉を聞いて、オジョーが不思議そうに返事を返す。ここでいろいろな情報交換をするようになって結構な時間が過ぎており、お互いにいろいろな疑問をぶつけ合ってきた。わからないことは何でも聞いてくれる関係だと思っていたので、この何か疑問を持っている状況に少し納得がいかない様子である。このことについて富田は質問しようかどうか考えつつ、理由を探り続ける。どうみてもいつもと同じような服装、髪型、化粧なのである。違うところは何も見当たらない。するとここで富田の頭にある閃きが浮かぶ。可能性として1つの項目が考えられたのだ。
「オジョー、もしかして今日いつもと違う香水をつけてる?」
「何だ、今気づいたのか。意外と鼻が悪いんだな」
 外見が同じであればそれ以外で何かあると考えるが常套手段であり、可能性として香りがいつもと違うのではないかと富田が質問する。するとそれを聞いたオジョーは軽く呆れながら返事を返した。オジョーは基本的にいつも同じ香水を使用しているが、富田は嗅覚があまり敏感ではないので、いつもの香水の香りも覚えていない。そして今も特にはっきりと香りがするわけではないが、何となく魅力的な香りを感じることができるのだ。
「以前少し仲良くなった女性がエジプトに旅行に行ったらしくて、そのお土産でもらったものだ。クレオパトラの香水というらしい」
「クレオパトラの香水・・・」
 現在付けている香水の詳細についてオジョーが口にするも、初めて聞く香水の名前をただ口にするしか出来ない富田であった。ちなみにこのクレオパトラの香水は人生を変える香水らしく、クレオパトラが名だたる英雄達を惚れさせた要因の1つとされているものである。簡単言えば催淫効果のある香水なのだが、このことはオジョーも認識しておらず、別に富田を惑わそうとしてこの香水をつけてきたわけではないことはここに明記しておく。


この記事を参考にさせていただきました。

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