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2001年6月22日(金)《MR》

【熊大第2迷宮:勇者王ガオガイガー部隊】
「俺の予想だと由理子さんとオイラっすね」
「全くもって根拠のない予想だけどね」
 扉の前の作戦会議中に岩川 真悟が発した声を聞いて、下里 由理子が少し呆れながら返事を返した。ここは熊大第2迷宮。勇者王ガオガイガー部隊
は本日も地下2階を訪れている。ここしばらくはトレーニングセンターで戦士の実力アップを行っていたが、そろそろ進捗を先に進めようかと話し合い、本日ボス戦を行うことにしたのである。もちろんすでに岩川が扉にかかっていた罠を解除しているので、あとは突撃するだけの状況となっている。地下2階のボスは変わったヘルメットをかぶった男と命名されており、戦闘開始と同時にある現象が起きる。それは部隊のメンバー6人の内4人が行動不能になるのである。すなわち戦闘可能なメンバーが2人になるのだが、その2人は戦士から1人とそれ以外から1人がランダムに選出される。そこでボスを2人だけで倒さないといけない状況になるのだが、2人で倒せるほどこのボスは甘くはないのである。この状況だと倒す術がないように思えるが、実は行動不能になる要因が、目に見えないもう1体の亜獣起因なので、この亜獣を倒せさえすれば全員の行動不能が解除されるのである。そこで戦闘開始後はこの目に見えない亜獣を探知して、殲滅することがマストになるのだ。ちなみに行動不能状態だとしても罠解除士の亜獣探知は使用できるので、選択されるのが魔術師か僧侶であれば、探知した場所に攻撃魔法を唱えれば目に見えない亜獣は倒すことができる。ただ、罠解除士が選択されるとその目に見えない亜獣を戦士が物理で倒さないといけないので、少し厄介な状況になるのだ。その厄介な状況になると岩川が予想したのだが、そうなると予想した根拠は全くないのである。
「じゃあ行こうか。羽田くんお願い」
 この木寺 菜緒美の声を聞いて羽田 晴信が扉を蹴破って中に侵入する。すると部屋の中央で変わったヘルメットをかぶった亜獣が待ち構えていた。
「我は異質なるもの・・・」
「ヘルメットの右後方の後ろ壁側にいます!」
「TNT爆発!」
 全員が部屋に突入したタイミングで羽田と坂野 幸美以外が行動不能に落ちいる。ただロジックはわかっているので、即座に岩川が目に見えない亜獣の場所を割り出して報告、そして坂野 幸美が呪文を唱えたのである。これで6人全員が行動可能となり、あとはじっくりと変わったヘルメットをかぶった男との戦闘を行い、無事に撃破するに至ったのであった。

※部隊情報
◆勇者王ガオガイガー部隊
木寺きでら 菜緒美なおみ 16期 戦士《起源》  5回生
下里しもさと 由理子ゆりこ 16期 戦士《神技》  5回生
羽田はねだ 晴信はるのぶ  17期 戦士《神技》  既卒5
岩川いわかわ 真悟しんご  16期 罠解除士    5回生 
稲見いなみ 正一郎しょういちろう 16期 僧侶      既卒5
坂野さかの 幸美ゆきみ  16期 魔術師     5回生

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