2000年8月1日(火)
【南地区レストラン:井上 貴志・栗原 慎・松 美由紀・飯島 志保・中村 瞬・島津 亮二】
「じゃあ15日だけ探索はお休みってことか」
「すまんこってす」
食後のコーヒーを楽しみながら井上 貴志が発した言葉を聞いて、島津 亮二は謝罪の言葉を述べた。ここは『南地区レストラン』。お昼過ぎの時間であり、店内には冒険者や職員がたくさん訪れており、美味しい昼食を楽しんでいる。絶対運命黙示録部隊は午前中第3迷宮地下7階を探索しており、探索終了後に『南地区レストラン』にやってきたのである。いつものように美味しいランチセットを食した後は食後のドリンクを楽しんでおり、のんびりした雰囲気の中で会話も弾むというものである。8月の中旬には一般的にお盆休みと言うものが存在しており、お墓参りや親戚が集まるなど、地域によって活動内容は異なる。また、7月盆というのも存在しており、地域によってその時期は微妙に異なっているのである。毎週火曜日に探索を行っている絶対運命部隊であるが、再来週が15日になるので、全員探索可能かの確認をしたのであるが、島津が実家の鹿児島に帰らないといけないという話をしたのである。
「他のメンバーは特に実家に帰ったりしないんかいな」
お盆期間の予定を栗原 慎が尋ねてみる。すると順番に予定を話し始める。
「私は黒髪にいますー」
「俺も特に実家に帰る必要はない」
まず松 美由紀がお盆の予定を口にし、その後で中村 瞬も予定を共有した。2人とも特に実家に帰ったりはしないようである。
「私も多分帰らないと思いますけど、一応後で姉に確認してみます」
最後に飯島 志保が口を開いたが、まだはっきりとした予定はわからないらしく、姉の飯島 桜に確認するとのことである。
「じゃあ結論的に島津以外は黒髪にいて、探索はお休みってことやな」
これまでの内容を井上がまとめて説明する。するとこれを聞いて松が口を開いた。
「せっかくだからどこかに遊びに行きたいかもー」
「そうだな。何か計画してみるか」
この機会にどこかに遊びに行きたいと述べた松の声に、栗原が考えを述べる。この後は島津以外の5人でどこに行くかをいろいろと話し合い、それを全く気にせずにコーヒーを楽しむ島津であった。
