2026年5月13日(水)《GB》
《花粉症の時期では無いけど最近ずっと鼻を噛んでいる。鼻は痛いわティッシュは無駄になくなるわで良いことなし》
【魔術師試験場:尾上 魔梨・阿波須 麗・白井 海斗】
「何かすごい名前だね」
「名前の麗で呼んでほしい。フルネームで読んだら殴る」
自己紹介で名前を述べた後で、白井 海斗が思わず感想を述べたので、阿波須 麗は今後の呼び名について注文を付けた。ここは午前中の魔術師試験場。本日は74期2次試験の6日目である。試験もいよいよ明日までの期限となっており、そろそろ課題をクリアしないといけないタイミングになる。魔術師志願者達は課題をクリアしようと必死で頑張ってはいるが、現状クリアできているのは3人である。最初に課題クリアしたのは白井で、試験3日目に光発現に成功している。そして2人目が尾上 真梨であり、4日目に課題をクリアした。そしてその後なかなか3人目の合格者が出なかったが、本日6日目の10時半を少し過ぎたタイミングで阿波津が課題クリアに成功したのである。そこでこの後、阿波津は先に課題クリアしていた2人と合流し、まずは自己紹介の挨拶をしたのである。
「麗さん、私は尾上 魔梨です。よろしく」
「白井 海斗だ。よろしく」
とりあえず尾上、白井の順番で挨拶を返す。そしてこの後は3人で基礎体力向上プログラムを行うことになる。
「ところで麗さんは珍しい苗字だよね。熊本の人?」
初めて聞く苗字に疑問が湧いた白井が質問してみる。それに阿波須は普通に返事を返す。
「私は生まれてから高校2年生まで東京にいたんだけど、親の転勤事情で熊本に来たの」
東京出身とのことで、この苗字は東京には存在していることを白井は認識する。それにしても高校での転校は結構大変だと聞いているので、すこし阿波須の事を見直すことにした。
「2人は熊本なの?」
次に同じ質問を阿波須が口にする。これにまずは尾上が返事を返す。
「うん。私は生まれてから今までずっと熊本だよ」
「俺は生まれは福岡だけど、小学校の途中から熊本に転校してきた。だからほぼ熊本」
この質問に白井も返事を返し、3人の出身を共有する。この後は基礎体力プログラムに戻ることにし、白井は黙々と課題をこなし、尾上は阿波須に内容を落とし込みながら一緒に体を動かすのであった。
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