見出し画像

多摩川の生き物とヒト その445 水系 日野石田地区防災工事立会い ‘26/07/16

業者3名、行政4名、自然保護団体側として私が参加。以前、立ち入りできなかった日野市石田の工事現場の中で工事の概要の説明を受ける。
資料に汗がしたたり落ちる。
日野市石田地区の防災ステーション作りの工事。ヘリポートを作ったり、水防センター脇から根川に橋を渡し、多摩川の堤防につなげるもの。そのさいに支障するサクラを伐採するとの事。
ついでは無いと思うが、並木になっているサクラも伐採するそうである。橋を渡す根川付近へと移動。
橋を渡す地点に来たが、嫌にサッパリしていて、何かかが変。以前、生えていた大きなプラタナスやトチノキなどが伐採され、跡形もないため。その代わり、真新しい擁壁が出来ている。
この擁壁と根川の間にはヒトが通れるだけの空間が。日野市はここをアスファルトを敷いて、立ち入り禁止にするそうである。この空間を活用できないかと考える。

ここが日野市石田の河川防災ステーション予定地。
この付近に水防センターやヘリポートなどを作る。
根川。日野用水堰から流れてくるが、下流では浅川水再生センターなどの排水が多く合流する。
左側が河川防災ステーション予定地。右は多摩川。
フェンスの形が違う所が多摩川へ通じる橋ができる所。
擁壁の切れ目がある所が根川をまたぐ橋を架ける所。
対岸から橋の架設地点を見る。
根川には橋が二つかかっている。擁壁の下は歩けないようにするとの事。橋はどうなる?

もうできている堤防の終端にある橋へ移動。
鍵を開け、橋の上から伐採地点などを確認。サイクリストが休んでいて、変な所から人が湧いてきて、不思議そう。
現在、多摩川にしろ、浅川にしろ、堤防の終端に来たら、相互に移動できない。工事完成後は元のように行き来できるようにして欲しい旨を言った。
新たに日野市で水防センターやコミニュティーガーデンを作るそうである。防災や酷暑の事を考えると、シンボルツリーがあったり、植栽を多くした方が良い。伐採した後だが、トチノキなどの大きな樹を移植したり、挿し木や種子を保存し、播種するなどの樹々を生かす道は無かったのだろうか。植栽の面では目先の事だけに捉われ、長期のビジョンに欠けている。
これから、日野市に植栽していくように要望していきたい。
暑い事もあり、早々に立会いを終了した。
その後、日野高校を回り込み、北川原公園を抜けて、立会いでは行けなかった堤防脇の伐採予定地へ。
サクラは確かに立派で、枝枯れもなく、切る必要はあるのかと思う。行政は華やかなカワズザクラと考えているが、別の品種も良いと思う。
サクラと同時にテリハヤマボウシなどの園芸種を植えてきそうだが、もともと生えていたヤマグワエノキケヤキ、そして、おそらく伐採された樹々の種子が飛んできて、生えてきたと思うスズカケノキなどを取り入れて林を造ってみたらと提案したい。

多摩川の堤防の隣にはサクラ並木がある。その根元にはいろいろな木々がある。
堤防は多摩川。サクラ並木が続いている。ここを伐採する。
根川の対岸に生えていたアオギリ。幹も緑色。アオイ科
アメリカスズカケノキ、プラタナスと呼ばれる。立川の昭和記念公園などでは雄大な風景を作る。スズカケノキ科
トウカエデ。これも切られた木からだろうと思う。種を多く飛ばしていた。ムクロジ科
ミズキ。枝が横に張るなど、特徴的。ミズキ科
ケヤキ。なぜか、葉の一部が茶色くなっていた。ニレ科
ケヤキに似ているが、エノキ。アサ科
ヤマグワ。根が赤く、丈夫な樹。クワ科
ツルも木々に絡まっていた。アケビ。実は美味しい。アケビ科
コマツナギ。堤防の斜面などに多いが、ここでも生えている。マメ科
キヅタ。絡まると困る種だが、地面を覆う、浸食から守る。ウコギ科
ナワシロイチゴ。あんまり美味しくない。イチゴ。バラ科

堤防の斜面にはスズサイコがあり、目印がつけられていた。工事で除草する際には配慮するそうである。
同時にノジトラノオもあった。恐らくヒメシオンもあるだろう。除草する際には改めて根際まで除草しないように要望したい。

黄色いポールで仕切られたスズサイコ。キョウチクトウ科
ノジトラノオ。どうして、日本にトラはいないのに、トラのしっぽにしたのだろう。サクラソウ科
咲きだしたアキカラマツ。キンポウゲ科

暑かったが、久しぶりに中央線を越えて、右岸側を走った。

立日橋右岸下流で。何のためにオギ原を刈りこんだのだろう。
中央本線多摩川橋梁で。工事も終わり、静かになった。中央線になぜ、黄色の電車が。大宮工場でワンマンの工事をした。直接、武蔵野線から中央線に入れないので、豊田で折り返す。
八王子水再生センターからの排水路。カルガモが泳いでいた。暑いと思う。
多摩大橋から下流を見る。川原があり、ヤナギが点在している。


いいなと思ったら応援しよう!