多摩川の生き物とヒト その304 水系 多摩川自然観察会 荒川へ ‘25/5/18
いつもはここから駆けつけてくれる会員のÝさんの地元を見ようとした。浮間の新河岸川から荒川のコースは観察会では初めて。埼京線の北赤羽駅に7名が集合
駅から新河岸川へ。マンションの植え込みにはヒナキキョウソウが美しく咲き、出迎えている。堤防の傾斜がきつい。公園にはジャカランダが植えられているが、葉も少なく、Yさんも「いつもならば、つぼみがあるのだが・・」の声。





































東北本線の橋梁を越えると、いつの間にか、荒川が寄り添ってきている。荒川を見下ろす、堤防の斜面にはシバザクラが植えられ、異様な光景。川辺にはかろうじてアシなどが生えているが、別の機会に見たい。
新荒川大橋をくぐり、荒川知水資料館amoaへ。大量のパンフレットもあり、荒川の歴史が新聞記事などからわかり、勉強になる。
隣の旧岩淵水門、通称赤水門を見学。上流には2019年時の洪水の高さ8mなどを記録した標柱もある。この水門がかかる中洲には草刈の碑があり、また釣りや憩いの場となっている。







































青水門こと、新しくできた岩淵水門を通り、荒川放水路の堤防へ。ここから、荒川は隅田川と名を変え、浅草などの下町を流れる。ヒトの手で出来た荒川放水路は荒川とも呼ばれている。二つの川を分ける所は河口から20㎞地点で、多摩川の丸子付近と同じ。丸子と同じようにゴルフ場などが多く、堤防には樹も無い。マンションや団地、近くに陸軍火薬工場などがあったせいか、火薬製造などの工場も多い。そのため、陽射しが直節あたり、蒸し暑い。この中をひたすら歩き、鹿浜橋を渡る。
麦秋でスズメノチャヒキが白く実っている堤防を歩き、やっと足立区の都市農業公園に着き、昼食。
庭園や水田があるが、高速道路の橋げたがあるなど、不釣り合い。美味しい野菜があるかと期待したが、さほどでもなかった。
鹿浜橋へ戻り、冷房の効いたバスへ。堤防から下の道に降りていくのは傾斜がきつく、大変。放水路が出来たのが95年前と古く、今の親水などを考えものではなく、ただ水を流すための設計だったのだろう。
今回は多摩川よりも広大な荒川の風景、そして隅田川と荒川の関係、そして新河岸川の合流点が見られた。
気軽に岸辺に行ける多摩川の良さを思い出した一日でもあった。
