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#69 人は話すことで、自分の考えに出会う

人は話すことで思考がまとまる

人は話すことで、思考がまとまる。

だから最近思うのは、
人に話すときは少しまとまっていないくらいがちょうどいい
ということです。

多くの人は、人に話すとき
「ちゃんと話さなきゃ」と思います。

  • 結論から話す

  • 起承転結をつくる

  • 分かりやすく伝える

こうしたことは、もちろん大切です。
相手に伝える技術として、とても重要だと思います。

でも一方で、
話を作りすぎることもあるのではないか
と思うことがあります。



話している途中で、自分の考えに気づくことがある

人と話していると、
こんな経験はないでしょうか。

最初は違うことを話すつもりだったのに、
気づいたら全然違う話になっている。

そして話している途中で

「自分ってこんなことを思っていたんだ」

と、
自分の方が気づかされる。

自分も人前で話すとき、
よくそういうことがあります。

後から振り返ると、

「こんなことを話すつもりじゃなかった」

と思うこともあります。

でもそれは、
悪いことではないと思うんです。

むしろそれは、

その瞬間の自分の本当の思いが出ている証拠

なのかもしれません。


話すことは、自分を知る行為でもある

人は、頭の中だけで考えているときよりも
言葉にしたときに思考が整理される生き物だと思います。

話すことで、
自分の考えが見えてくる。

そして時には、
自分でも思っていなかった言葉に出会う。

だからこそ

話すことは、伝える行為であると同時に
自分を知る行為でもある

のだと思います。


本当に大事なのは「聞く側の姿勢」

そしてもう一つ、
大事だと感じていることがあります。

それは
話を聞く人の姿勢です。

  • まとまっていなくても大丈夫

  • どんな話でも大丈夫

そんな安心感があると、
人は自然と本音を話し始めます。

以前、仲間と深く話す機会がありました。

一人ひとりの話をじっくり聞きながら、
思っていることを言葉にしていく。

すると最初はまとまっていなかった話が、
少しずつ形になっていく。

そして途中で

「自分は本当はこう思っていたんだ」

と、
本人が気づく瞬間がありました。

その瞬間、
人の表情が変わることもあります。


本当の対話は「一緒に考えること」

もしかすると、

本当に大切な対話というのは
うまく話すことではなく
一緒に考えることなのかもしれません。

きれいに整理された言葉よりも、
その場で生まれる言葉の方が
本当の思いに近いこともある。

だからこそ、

ときには
まとまっていない話をする時間
大切にしたいと思っています。

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