#164 誰かの喜ぶ顔を想像すると、仕事は楽しくなる
ワクワクは、自分だけのものではない
自分がワクワクする時って、どんな時だろう。
最近そんなことを考えていて、ふと思った。
自分の場合、ワクワクの中心には「誰かが楽しんでいる姿」があることが多い。
自分が得をするとか、評価されるとか、目立つとか。
もちろん、そういう嬉しさもある。
でも、それ以上に、
「あの人が喜びそう」
「この場があったら、みんな楽しそう」
「こういう時間を作れたら、いい表情になりそう」
そんなことを想像している時に、自分の中から自然と力が湧いてくる。
遊びの準備が楽しい理由
これは、仕事よりも遊びで考えると分かりやすい。
旅行の計画を立てる時。
みんなでスポーツをする予定を組む時。
ボードゲームを持っていって、どれを遊ぶか考える時。
準備そのものが楽しいというより、
その先にある「みんなが楽しんでいる姿」を想像できるから楽しいのだと思う。
この場所に行ったら、きっと喜んでくれそう。
このメンバーなら、このゲームで盛り上がりそう。
この流れにしたら、自然と会話が生まれそう。
そうやって想像している時間は、もう半分その場を楽しんでいるような感覚に近い。
仕事も、誰かの未来を想像できると変わる
仕事も同じなのかもしれない。
ただタスクをこなすだけだと、仕事は作業になる。
数字を追うだけだと、義務感が強くなる。
問題を解決するだけだと、どこか苦しくなることもある。
でも、その先にいる人の顔が見えた時、仕事の見え方は少し変わる。
お客様が安心してくれる。
仲間が前向きに動けるようになる。
チームで「やってよかった」と思える。
誰かが少しでも元気になる。
そんな未来を想像できると、仕事はただの作業ではなくなる。
「やらなければいけない」から、
「こうなったらいいな」に変わっていく。
その瞬間に、仕事の中に少しだけワクワクが生まれる。
誰かのためは、自分を消すことではない
ただ、ここで気をつけたいこともある。
誰かに喜んでほしいと思うことと、
誰かの反応で自分の価値を決めることは違う。
相手が喜んでくれたら嬉しい。
でも、反応がなかったからといって、自分の価値が下がるわけではない。
大事なのは、相手の反応をコントロールすることではなく、
自分が大切にしたいことを、大切にできたかどうかだと思う。
誰かが楽しむ姿を想像して動く。
そのために、自分なりに考える。
準備する。
工夫する。
それは、他人に振り回されることではない。
むしろ、自分の中にある願いを形にすることに近い。
喜ぶ顔を想像できる仕事は、続けたくなる
仕事が楽しいかどうかは、仕事内容だけで決まるわけではないのかもしれない。
その仕事の先に、誰のどんな表情を想像できるか。
どんな時間を作りたいと思えるか。
誰の力になりたいと思えるか。
そこが見えると、少し大変な仕事でも前に進めることがある。
もちろん、毎日ずっとワクワクできるわけではない。
面倒な作業もある。
うまくいかないこともある。
結果が出なくて落ち込むこともある。
それでも、誰かが喜ぶ未来を想像できる仕事には、不思議と戻ってこられる。
自分は何にワクワクするのか。
その答えは、
「自分が何をしたいか」だけではなく、
「誰がどんな顔をしていたら嬉しいか」の中にもあるのかもしれない。
誰かの喜ぶ顔を想像すると、仕事は少し楽しくなる。
そして、その想像こそが、
自分の声を仕事に入れていく入口なのだと思う。
