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UFOを蔑ろにした結果、人間の心が滅びるのだ

世代にもよると思うんですけど、子供の頃テレビで「UFO特集」みたいな番組をよくやってました。ドキドキワクワクしながら必死で観てたもんです。矢追純一さんとか有名ですよね。

近年、アメリカ政府がUFO、というか今は「未確認航空現象(UAP)」って言うみたいなんですが、その存在を事実上「認めちゃった」じゃないですか。

これは、とんでもないことですよ。少年時代あんなにドキドキワクワクしたUFOがついに公認されたんです。地球外生命体がいたんです。(生命体は未確認かも)とにかくもう、株価が大暴落して人々は逃げ惑い、世界は大混乱に陥って、いよいよ時代は宇宙を巻き込んだ覇権争い!

……になるはずが、なんか静かすぎませんか?
なんで?UFOが本当にいたんですよ。

もうお気づきかと思いますが、そうなんです。
なんか今、「衝撃のハードルがおかしくなってない?」問題が起こっているのです。

今はもうスマホを開けば(開けば?)
…色んな情報が瞬時に飛び込んできます。そこから得られる情報が多すぎて、脳が勝手に取捨選択してるんだと思うんです。では、何を取って何を捨てているのか?

「衝撃的なUFO公認ニュース」
「スーパーの卵、今日限り特売!1パック98円!」
「あのインフルエンサーが逮捕!」
どれが、注目されるでしょう?
多分、UFOのニュースに見向きもしなかった奥様は、卵の値段には食い入るように注目するし、若い世代はインフルエンサーのスキャンダルに夢中になるでしょう。

そりゃ、「UFOを発見!」とか「宇宙人はいる!」とか言われても、結局私たちの「今」の生活にすぐ影響はないし、「そもそもいたから何?なんか起こったら教えて」ぐらいのもんでしょう。

一方で、インフルエンサーが逮捕されたとか、誰と会っていた、とか過去にこんな問題を起こしていた、みたいな話はどうでしょう?

これは、私たちの「身近な人間関係」や、誰かを社会的に罰する「制裁欲」、とか「嫉妬」みたいな、すごく具体的で感情的な部分に直結するんです。誰か一人の人間ドラマとして「理解できる枠内」に収まっているから、脳は全力でその情報に食いつくんです。
だから、UFOとか遠い宇宙の抽象的な真実より、「身近で具体的なゴシップ」の方が、圧倒的に脳が動くようにできてるんじゃないかと思うんです。

UFOの真実よりも、今日の晩ご飯の特売情報の方が、よっぽどリアルで重要で、スキャンダルの方がすぐに「欲求」を満たしてくれる。つまり、私たちの関心は、常に「生活直結型ニュース」に優先的に向けられているということです。最もリアルで切実な問題に、脳は全力でエネルギーを注ぎます。その結果、抽象的でまだメリットもデメリットも分からない話は、関心レーダーから弾き出されちゃうんです。

上のほうに「衝撃のハードル」がどうとか書きましたが、よくわからなくなってきたので忘れてください。かっこいいフレーズだと思って書きました。「昔はUFO情報だけで衝撃だったのに、今は情報過多で何にも驚かなくなったなあ」みたいなことが言いたかったような気がしてます。
あ、UFOの話も忘れて大丈夫です。

強引にまとめると、私たちは、もう抽象的な「ロマン」では心が動かない、現実的な生き物になっちゃったんだなあって、そう思いました。

あと、スマホって「開く」で合ってますかね?