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創作大賞感想文:雅~ぼちぼち進行中~さん『檻の中の楽園』~君を救うその日まで~

この記事は恋愛小説部門にエントリーされているこちらの作品の感想です。
ネタバレなしで、率直な感想を書かせていただきます。



最初、あらすじとお話の数を見て、正直ちょっと焦りました。

ファンタジーは好きだけどカタカナの名前が覚えられないんだよな。
あと、30話を読んでの感想って結構高い壁かもしれない……。

もし私と同じ印象を受けて、初見で読むのをやめかけたあなたには、是非最後まで読んで、と言いたいです。


まず、主要な登場人物は、あらすじにも出てくるアルファド、アレス、ハマスの3名だけです。しかもトップ画像でそれぞれのキャラクターが描かれているので、ビジュアルでイメージできるのがうれしいです。

あと、1話は短めでスッと読めます。わたしは結局一気に最後まで読みましたけど、それでも1時間ちょっとで読めました。
ひとつずつ、好きな時間に読んでもいいです。
先が気になることを見越して、ある程度時間を確保して読んでもいい。
そんな感じです。


で、ここからが個人的な感想です。

まず、読後感が好きです。
詳しい内容には触れられないですが、描き方によっては様々な思いを呼び起こすエンディングだと思うのです。
でも、雅さんが描く世界観のおかげなんでしょうか。
すごく美しいものを観た気持ちになります。

かといって、すごく現実離れしたお話かというとそんなことはない。


恋愛要素。これはもう、にやにやしちゃいます。アルファドかわいい。アレスかわいい。ハマス渋い。


人物像。これも各キャラクターが丁寧に描かれているので、リアリティがあります。
アルファドの葛藤もわかる。
アレスの悲しさ、喜びもわかる。

そして迷って悩んだあげくのアレスの選択、アルファドの選択。
これは途中から予想できなかったです。
きっと、アルファドとアレスが自分たちの意志で動き始めたんだろうな、って。
雅さんご本人にもわからない展開になったんじゃないかな、って読んでて思いました。

だからこそのエンディング。唸ります。


そしてタイトルにある通り、「君を救うその日まで」を二人がどう過ごすのか。

そもそも、どのように救うのか。


是非、ご自身の目で確かめてみてください。






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